日産自動車は3月29日、既販のEVやe-POWER車に装着できる「後付け急加速抑制アシスト」を発売した。
今回発売する後付け急加速抑制アシストは、障害物の有無に関わらず、車速が約30km/h以下での低速走行時にて、アクセルペダルの踏み過ぎや、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知。モーターのトルクを減少することで加速を抑制する。同時に、ブザーの音とメーターパネル内の出力制限表示灯(カメのマーク)の点灯で、急なアクセル操作をドライバーに知らせ、ブレーキ操作を促す。
なお、ウィンカーを出しての車線合流や車線変更、急な上り坂での発進時や加速時などでは抑制機能は作動せず、普段通りに加速する。
後付け急加速抑制アシストの価格は取付費用込で7400円。『ノート e-POWER(E12)』への適用を皮切りに、順次対象車種を拡大していく。