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ネオクラ・ファンの強い味方…ECU修理で“Long Life”を支援する企業

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近年は“CASE”や“MaaS”といわれる移動手段としてのモビリティの進化に注目が集まりがちであるが、旧い車に好んで乗る“エンスージアスト(熱心な車好き)”も、まだまだ多く存在する。中でも1990年代は国産スポーツカーの黄金期と呼ばれており、トヨタのスープラ・MR2、日産のスカイラインGT-R・シルビア・180SX、ホンダのNSX・インテグラ・シビック、マツダのRX-7、三菱のランサー、スバルのインプレッサなどは「ネオクラシックカー」と呼ばれ、今もなお高い人気を誇っている。

一方で、いわゆるクラシックカーと呼ばれる機械式の車と異なり、この年代の車には多くの電子機器が搭載され始めており、それらを制御するECUもまた多く取り付けられている。このECUが故障したら交換・修理が必要だが、新品の純正品となると車種によっては10万円以上の高価格という場合がある。また、車齢の長い車では新品は製造廃止、中古品も入手困難というケースも少なくない。そうなると、交換ではなくECUそのものの修理となる訳だが、ECUの修理は大変ハードルが高く行っている事業者も限られているのが現状だ。なかには、ECUの故障が原因で泣く泣く愛車を手放したという方もいるのではないだろうか。

ECU修理の専門業者「キャニーエクイップ」

そんな中、IAAE2023に出展していた株式会社キャニーエクイップは、創業当初からECUの整備・修理に専門特化し、現在ではECUのリビルトまで手掛けるメーカーである。同社が提供するサービスメニューは「点検サービス、リフレッシュサービス、修理サービス」の3つ。点検サービスでは、静電容量・ESR測定、駆動部品(トランジスタ・IC等の半導体)検査、はんだ付け部位の検査、実車検証(取扱車種限定)、防湿・絶縁コーティングを実施。リフレッシュサービスでは、前述の5つの点検に加え、部品交換、はんだの劣化補修、状態に適したリフレッシュ、品質検査を実施。さらに修理サービスにおいては、基板洗浄・めっき処理、基板修理、状態に適した修理作業が追加される。国内外を問わず、同社がこれまでに手掛けたECUは12,000台を超えており、蓄積した技術力をもとに「ひとつのものを長く愛し続ける価値(Long Life)」を提供してくれる。

国産車、輸入車問わず、こだわりの愛車に乗り続けたいユーザーは、ぜひ同社の存在を忘れないでいて欲しい。また自動車整備工場の方も、お客様への提案の一つとしてECU修理を活用してみてはいかがだろうか。

《カーケアプラス編集部@市川直哉》

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