4月28日を“洗車の日”として、手洗い洗車の啓蒙活動や各種提案を行うオートアフターマーケット活性化連合（AAAL）が「東京オートサロン2023」にブース出展。洗車でクルマをキレイにすることで、クルマへの愛着が増し、安全運転につながることをアピールした。
AAALが2008年に制定した“洗車の日”は、今年で15年目を迎える。東京オートサロンには5回目の出展となり、今年はAAALに所属するカーケミカルメーカー7社・14小間の展示ブース「洗車村」にて、洗車関連グッズを展示販売。また、スマートフォンでアンケート回答すると、その場で洗車グッズをプレゼントする企画も行われた。
13日に行われた記者会見には、AAAL所属メンバーとして、AAAL代表の住野公一氏（（株）オートバックスセブン 相談役）、一般社団法人自動車用品小売業協会 会長の小林喜夫巳氏（（株）オートバックスセブン 取締役会長）、一般社団法人 日本オートケミカル工業会 理事長の渕田昌嗣氏（武蔵ホルト（株）取締役社長）、新任として洗車の日委員長を務める宮内秀樹氏（（株）ハンディ・クラウン 取締役営業本部長）が登壇。
住野公一氏は、コロナ禍後、社会の様子を見ながらの活動だったが「今年は15年目となり、ひとつアクセルを踏んでやっていきたい。活動当初は“知らない、聞いてない”という反応もあったが、近年は浸透や理解が進んでいる。新任の宮内委員長のもと、洗車グッズを中心に、自動車用品・部品・サービスを盛り上げていきたい。洗車の日をフックに、車両販売や車検にもむすびつけていきたい」と述べた。
小林喜夫巳氏は、進化しつづけるクルマの安全運転支援システムなど、高度な機能が正常に稼働するには“キレイ”であることが重要と言及。「クルマの性能をしっかり発揮できるのは、センサーがキレイで汚れていない状態。それを保つには、洗車が一番大事」と話し、カー用品店だけでなくディーラーなど、垣根を超えて、より多くの企業と協力しながら洗車の日の啓発活動を行っていきたいと思いを語った。
渕田昌嗣氏は、洗車はカーライフの安全・安心につながることを強調。「愛車を洗車することで気持ちが朗らかになり、運転に余裕が出る。丁寧な運転になれば、事故も減る。洗車をキッカケに、安心・安全なカーライフを求めていきたい」とコメント。また、日本オートケミカル工業会の理事長の立場としても、洗車の日を盛り上げていきたいと話した。
宮内秀樹氏は、渕田昌嗣氏に代わって洗車の日委員長を務めるにあたり、将来的にはもっと大規模なブース出展をしたいと述べ「クルマといえば、安全が大事。すべてをキレイにして、安全第一で運転してほしい。クルマを愛し、自分を愛し、洗車の日を愛してほしい」とコメントしていた。
最後には、本年度の活動として、4月は「交通安全アクション2023新宿」「モーターファンフェスタ2023」、5月は「NAPACスーパー耐久シリーズ第2戦」、8月は「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2023」といったイベントの場で、洗車の日を積極的にアピールする予定とのこと。
