旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車好きを対象としたトランスミッションに関するアンケートを実施。6割以上がMT車を所有している(していた)ことがわかった。
近年の車はATが主流だが、旧車はMTとATを選択できるモデルも少なくない。今回、旧車王では、旧車(2010年式以前)に興味のある男女147名を対象に、旧車のトランスミッションついてどんな意見を持っているのか、アンケート調査を実施した。
まず、所有する(していた)旧車のトランスミッションについて聞いてみると、65.1%が「MT」と回答。やはり旧車好きはMTを好む人が多いようだ。最近の車はATがほとんどなので、旧車を乗る理由がMT車に乗りたいからという人も多いのかもしれない。一方「AT」と回答した人は32.2%。その理由としては、電子制御が少ないからということや、好きな車がATだったという意見も考えられる。
次に乗りたい車のトランスミッションについて聞いてみると、「MT」が55.1%、「AT」が24.5%。MTを所有している(していた)人は次に乗りたいクルマも「MT」という人が多く、ATを所有している(していた)人は次に乗りたいクルマもATを検討している人が多いという結果だった。また、「特に考えていない」という意見も19.7%あり、必ずしもトランスミッションで車を選ぶわけではないようだ。
最後にそれぞれのトランスミッションの魅力を尋ねたところ、最も多かった回答はMT所有者からの「自分で操っている感じがするから」(55.1%)。次に多かったのが「運転が楽しいから」(51.0%)で、こちらの回答も多くがMT所有者だった。3位はAT所有者からの「運転が楽だから」(19.0%)。クラッチ操作がないATは運転がしやすいと感じる人が多いようだ。4位は「欲しかった車がそのトランスミッションのみの設定だったから」(16.3%)、5位は「憧れていた車がそのトランスミッションだったから」(13.6%)。必ずしもトランスミッションで乗りたい車を決めるわけではないようだ。
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