国土交通省は3月31日、2020年末時点で国内で販売されている自動車の燃費ランキングを発表した。最も燃費の良い乗用車は、普通・小型自動車ではトヨタ『ヤリス』、軽自動車ではスズキ『アルト』となった。国土交通省では燃費・電費の一層の向上やユーザーによる電動車の選択・利用の促進を通じ、カーボンニュートラルを進めていく方針。この一環で、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」と燃費の良い乗用車を公表している。今回、2020年末時点に新車として販売されている自動車の「自動車燃費一覧」を新たに公表するとともに、燃費の良い乗用車ベスト10を発表した。最も燃費の良い乗用車は、普通・小型自動車ではトヨタ・ヤリス(36.0km/L)、軽自動車ではスズキ・アルト(25.8km/L)と、そのOEM供給車であるマツダ『キャロル』となった。また、2020年度燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率168%のトヨタ『プリウス』、軽自動車では達成率104%のスズキ・アルトだった。
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