住友ゴム工業は、10月1日から31日に「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を実施。点検の結果、濡れた路面でのスリップの原因となる「残溝不足」をはじめとする整備不良が4台に1台の割合(25.0%)で確認された。住友ゴムでは、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝、空気圧、表面の損傷などの点検を行う「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を2008年から継続して行っている。今回は、点検にあわせて開催した「#笑顔のためにタイヤ点検」キャンペーンによって、これまで道の駅などを中心とした点検からダンロップ直営店(タイヤセレクト、タイヤランド)での点検に変更。計2137台の車両のタイヤを点検した。その結果、タイヤの整備不良率は25.0%。不良別では残溝不足が19.7%、空気圧の過不足が17.1%、表面の損傷が10.5%、偏摩耗が6.1%、釘・異物踏みが0.8%と続いた(各不良率は重複を含む)。同社では、ドライバーの安全・安心な走行をサポートすべく「DUNLOP安全・安心への取り組み特設サイト」を開設。同サイトでは、タイヤの溝に5円玉を差し込むだけでできる簡単残溝点検をはじめ、点検チェックシートや点検ポイントなどを分かりやすくまとめており、日々のセルフ点検に活用するよう呼びかけている。
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