クルマを軽自動車にスイッチして予算に余裕ができたのをきっかけにオーディオのインストールを開始した中池さん。福井県のcustom&car Audio PARADA で愛車にサイバーナビやモレルのスピーカーなどをインストールしライフスタイルが激変していく。■納車直後から音がどんどん変化していくのを楽しむ毎日N-BOXスラッシュに乗り換えるのを機に、本格的なオーディオ・インストールをスタートさせたオーナーの中池さん。インストールをオーダーする信頼できるプロショップとして選び出したのが福井県のcustom&car Audio PARADAだった。クルマの納車前にインストールの概要は決めていたオーナー。クルマが納車されるとすぐさまショップに持って行きインストールを開始する。間もなくショップからインストール完成の知らせが届き、期待を胸に来店したオーナー。完成した愛車を最初に聴いた印象は、「あれっ、想像ほど鳴ってないかな?」だった。しかし、この印象は納車後に毎日のようにオーディオを聴き始めるとすぐに解消される。「最初の印象で鳴ってないと感じたのはエージングの問題だったんです。スピーカーにはエージングが必要なことをあらためて知りました。毎日聞いていると、どんどん音が良くなっていくんです。今では音が変化して行くのを楽しめるようになりました」。日に日にオーディオの鳴りが良くなっていくのを感じつつのドライブが楽しみになったオーナー。「すでに10カ月ぐらい鳴らしていますけど、まだまだ良くなりそうな気配なのでクルマに乗るのが楽しみになっています」。■デモボードで自らが選んだ音を愛車でも狙い通り再現し満足感も高いデモボードを試聴した上でフロントスピーカーとして選んだモレルのハイブリッド502。それに合わせてサブウーファーにはイートンを選んだことは前回もお伝えしたとおりだ。実際に愛車にインストールした状態でそのサウンドを聴くと、狙った通りのサウンドが再現されていることが確認されて満足度も高かった。「特にサブウーファーの音が決まっています。太~い低域を再生しているけどすぱっと切れる音になっているところが気に入ってます。スピード感のある低音は本当に聴いていて気持ち良いんです。またフロントスピーカーとのスピード感もピタリと合っているので車内の音の一体感も抜群です。フロントスピーカーに選んだモレルの音の傾向もあって、全体的にシャキッとしたサウンドに仕上がっているのもすごく心地良いです」。インストール面でも、納車後に徐々に進化させている。そのひとつがツイーターの取り付け。当初はポン付けだったが、少し時間が経ってからドアミラー裏に美しくインストールすることを追加で実施。サウンド面では直接波をリスナーに届けることで高域特性を改善しつつ、デザイン面でもオーディオカーを強く意識させる部分を作りレベルアップを果たした。魅せるオーディオという意味でもしっかりと進化を続けるのもこのクルマの特徴のひとつと言えるだろう。■新しい曲や昔聴いていた曲など車内で楽しむ音楽の幅が広がっているオーナーが普段の足として使っているN-BOXスラッシュ。高校生の子供の送迎で駅までクルマに乗ることも多い。そんな時に子供はブルートゥースを使って自分の音楽を車内で自由に楽しんでいる。またスマホを接続してYouTubeを視聴することもある。家族がそれぞれのスタイルでしっかりとオーディオシステムを使いこなしているのもオーナーにとっても嬉しいことだとか。「一人でドライブしているときには結構ガンガンに鳴らします。J-POPやロック系が中心ですが、気に入った曲があるとリピートして何度も聞いています。エージングの様子を知るためにも同じ曲を聴いて、音の変化を感じるのも楽しいです」。今では低音のキレ、中域の鳴りっぷり、ボーカルが前に出る感じに注目して聴いているという。大好きなアーティストの音がどんどん良くなっていくのが最大の楽しみなのだとか。「オーディオをインストールしてから聴く曲の幅が広がったのもちょっとした変化ですね。新曲を買うことも多いのですが、若い頃に聴いていた曲をあらためて買い直して聴くことにもはまってます。大好きだったエリック・クラプトンや中森明菜なども音源を買って聴いていますが、今聴いても良いですねー」。ナビから始まったシステムアップですっかりオーディオに魅了された中池さん。現在は次なるシステムアップも検討中だとか。プロショップで開催される試聴会にも参加して、新しいユニットの音も貪欲に吸収している最中。今後はイベントにも参加してもっと幅広く良い音を聴いていく予定だ。オーディオの楽しみ方を少しずつ進化させ、自分なりのオーディオライフをエンジョイ中のオーナー、今後の進化が楽しみな一台となった。