東京キャンピングカーショー2018の用品出展エリアで、来場者の熱心な質問を受けていたのが、軽トラックに載せてキャンピングカーにする組立キットだった。開発したのは、商品名と同じ会社名の「Kトラハウス」(大阪府大東市に工場)。機械系と技術系畑の男性2人がタッグを組み、今年1月に起こしたばかりのベンチャー企業だ。「2人ともアウトドア派でキャンプ好き。キャンピングカーは欲しいが、値段が高くて手を出せない。それで自分で作ろうとホームセンターなどに行って材料を探したが、なかなか思うようなものがなかったので、じゃあ自分たちで開発しようとなりました」。そう話すのは、柳生眞喜男代表。軽トラックに載せるシェルなら、コンパクトで安く収まると考えた。設計は建築士に頼み、試行錯誤を繰り返しながら、今回、完成度の高い試作3号機をショーに間に合わせることができた。今月初めには組み立て体験会を行って、様々な意見なども取り入れたという。出来上がったキャンピングシェル基本キットの値段は44万8000円。パーツは木材と外壁用のアルミ複合版、窓、ドアなどで、各サイズがカットされている。組み立てに必要な道具は、基本的に電動ドリルとクランプで、接着剤やコーキングガンを使う。重量はそれほど重くないが、面積が大きいので取り回しのために2人以上で作るのを推奨している。キットには解説動画が用意され、専門的な知識や技能がなくても3日で完成するという。柳生代表は「DIYの経験があれば、組み立ては簡単。内装はホームセンターなどで材料を調達して、自分好みに仕上げて楽しんでください。アウトドアなどの趣味はもちろん、キッチンカーやモバイルショップなどにも活用してほしいですね」と話している。販売開始は8月下旬を目指している。
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