【カーオーディオ・マニア】ビギナーはシステムに「コントロール機能」をアドオンせよ!… Part11 注目ユニット紹介・前編 | CAR CARE PLUS

【カーオーディオ・マニア】ビギナーはシステムに「コントロール機能」をアドオンせよ!… Part11 注目ユニット紹介・前編

特集記事 コラム

『フォーカル・DSA 500 RT』
  • 『フォーカル・DSA 500 RT』
  • 『フォーカル・DSA 500 RT』のチューニング画面。
  • 『アークオーディオ・DSP8 Univaersal』
  • 『ロックフォード フォズゲート・DSR1』
  • 『ロックフォード フォズゲート・DSR1』のチューニングアプリ画面。
システムに“コントロール機能”をプラスする利点と、その具体的な方法を1つ1つ紹介してきた当短期集中連載。その最後を締めくくるべく今回から2回に渡っては、見どころある特長を有した個性派ユニットを一挙に6アイテムピックアップする。

今市場には、“コントロール機能”を有したユニットが多種多様に登場していて、スペシャリティの高いモデルも増えてきた。その具体例をダイジェストで紹介していく。


■これ1台で、低音強化から“コントロール機能”の追加までを完結できる!

まず最初に取り上げるのはこちら、『フォーカル・DSA 500 RT』(税抜価格:14万円)だ。

当機はパッケージングに特長がある。なんと、“パワードサブウーファー+パワーアンプ+プロセッサー”という複合機なのだ。このような組み合わせとなっている機器は、これをおいて他にはない。

しかも、内蔵されている個々のパーツの質も高い。パワーアンプは計2.1ch分が確保されていて、しかもそれぞれスペックも十分。フロントスピーカー用のchは定格出力65W(4Ω)×2、サブウーファー用chにおいては、定格出力は165Wを誇る。各chとも、十分に余裕を持って各スピーカーを駆動できる。パワードサブウーファーのボックスも堅牢な作りを見せていて、ボディがパワーに負ける心配もない。

プロセッサーが制御できるのは2.1ch分のみなので、ツィーターとミッドウーファーの個別制御はできないが、使用しているメインユニットにほとんど“コントロール機能”が搭載されていない場合には、当機を導入することでガラリと聴こえ方を変えられる。しかも“イコライザー”は“7バンドパラメトリックEQ”であり、周波数特性の乱れに対してピンポイントに補正をかけることが可能だ。

とにもかくにも、これ1台で低音強化、フロントスピーカーの外部パワーアンプ駆動、そしてコントロールユニットの導入までが同時にできてしまうのだから凄い。リーズナブルにシステムを本格化させたいと思ったら、当機は実に頼りになる。


■コンパクトで高性能な“パワーアンプ内蔵DSP”。

続いてクローズアップするのは、『アークオーディオ・DSP8 Univaersal』(税抜価格:10万円)だ。

こちらは、“パワーアンプ内蔵DSP”に分類されるユニットであるが、その中でも当機は、“合理性”が重要視されたタイプとなっている。これ1台で“マルチアンプシステム”を完成させられるのにも関わらず、低コスト、省スペースで導入できるのだ。

筐体サイズは177×102×33(mm)という小ささを誇る。もっとも長い辺でも20cmを余裕で下回っているので、多くの車種でグローブボックス内へのインストールも可能だ。取り付け作業を最大限イージーに行うことが望めるタイプであるわけだ。

ただ、コンパクトであることをアイデンティティとする代わりに、内蔵パワーアンプの出力は小さめだ。最大出力は35W×8ch(4Ω)。とはいえ、一般的なメインユニットに内蔵されているパワーアンプと同等程度が確保されているので、通常の使用でパワー不足が問題となることはない。しかも2Ω接続も可能なので、それをした場合には最大出力50W×8chを発揮する。

またRCA出力が装備されているので、これを活用してパワードサブウーファーを導入するという作戦も取れる。

当機は“コントロール機能”のスペックも優秀だ。“イコライザー”は“パラメトリックEQ”と“31バンドグラフィックEQ”とを選択可能で、“クロスオーバー”では“クロスオーバークラス”も選べる。出力も8chが確保されているので、システム設計の自由度も高い。高機能な小型“パワーアンプ内蔵DSP”をご所望ならば、当機は有力な候補になり得る。


■リーズナブルな小型“単体DSP”。チューニングがしやすいところも利点。

注目機紹介の「前編」の最後は、『ロックフォード フォズゲート・DSR1』(税抜価格:7万8000円)をフィーチャーする。当機は“単体DSP”に分類されるユニットだ。つまり、パワーアンプを内蔵せず、“コントロール機能”のみをシステムに追加することを可能とするタイプの製品である。

当機が特長的であるポイントは3つある。1つ目は「小型であること」。サイズは130×102.5×32(mm)というコンパクトさ。これならばほとんどの車種でグローブボックス内へのインストールも可能だろう。

2つ目のポイントは、「リーズナブルであること」。ズバリ“単体DSP”としては最廉価クラスと言っていい。インストールを手軽に行えることも相まって、総合的に予算を縮小できる。

そして特長の3つ目は「チューニングをスマホやタブレットを用いてワイヤレスで行えること」である。“パワーアンプ内蔵DSP”でも“単体DSP”でも操作はパソコンで行うのが一般的だが、それを携帯端末で、しかもワイヤレスで行えるとなると、使い勝手がぐっと高まる。

なお当機はリーズナブルではあるが、基本的な“コントロール機能”は十分高性能。「ロックフォード・フォズゲート」の上級機『3SIXTY.3』と比べて大きく見劣る部分はほぼない。“イコライザー”は“ch独立31バンドパラメトリックEQ”であり、“タイムディレイ”も“クロスオーバー”も実用レベルとして十分なスペックが確保されている。デジタル入力を持たないので“ハイレゾ音源”をデジタルのまま入力することはできないが、そこにこだわらなければ問題はない。高性能DAPはアナログ出力も高音質なので、アナログ接続でも“ハイレゾ音源”の良さは味わえるはずだ。”実用性の高い“単体DSP”を探しているならば、当機に注目して損はない。

今回はここまでとさせていただく。次回も“コントロールユニット”の注目株を具体的に紹介していく。お楽しみに。

ビギナー必見! システムに“コントロール機能”をアドオン! Part11「注目ユニット紹介・前編」

《太田祥三》

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