【プロが答える】紫外線や暑さ対策のカーフィルム効果は？ 車検は通る？ 　回答　ビーパックス

◆カーオーナーの素朴な疑問　　

4月に人生初の愛車（ホンダのN-BOXです！）を新車で買ってマイカー通勤しています。熱くなってきたので、日焼け防止やエアコンの効きを良くするためにフロントガラスにウインドウフィルムを貼りたいのですが効果はありますか？　貼ることはできても車検に通らない場合もあると聞いたので迷っています……。
（滋賀県・24歳・公務員）

◆プロショップの回答　　

人生初の愛車！ いいですね！　宝と言っても過言ではないほど、大切に乗られていることでしょう。オーナーさんの想いを感じます。


さてご質問の件ですが、梅雨時の蒸し暑さや真夏の眩しい日差し、エアコンの効きの悪さといった “ ドライブの天敵 ” に打ち勝つアイテムとして、ウインドウフィルムは絶大なパワーを発揮します。


大げさに聞こえるかも知れませんが、本当です。

例えば、太陽が燦々と輝く真夏の炎天下で、素肌のまま帽子もサングラスもなく、一日中、散歩したらどうなりますか？　クルマにとって、ウインドウフィルムはファンデーションや日焼け止めと同じなのです。


現在、販売されているウインドウフィルムは

・UVカット
・IR（赤外線）カット
・エアコンの高効率化
・プライバシー保護
・飛散防止

など、様々なメリットを持つ製品がたくさんあり、何を重視するかで製品の選び方が変わってきます。詳しくは、プロショップに相談されるのが良いでしょう。


そして、もうひとつのご質問。フロントガラスにウインドウフィルムを貼ったら、車検が通らない場合もある、ということですが……。


断言します。フロント前方ガラスも、フロント側面ガラスにも、正しくウインドウフィルムを貼れば、ちゃんと車検には通ります。

国交省自動車局とNALTEC（自動車技術総合機構）、さらに全国9拠点すべての運輸局に直接訪問して間違いがないことを確認しており、その面談記録もあります。


ですが、とても残念なことに「ウインドウフィルムを貼ったら車検に通らない」「アイサイト等の自動ブレーキ装備車にウインドウフィルムを貼るとカメラが誤作動を起こす危険性がある」という間違った情報を見聞きして、不安に思われているカーオーナーさんが多いのも事実です。


このような事態を招いた理由は、一部のショップやディーラー、施工店による誤った知識と思い込みが蔓延し、一部の車検検査員の判断（測定機器の性能など）で、不当に不適合となる事例があるからです。


ですがご安心ください。当社（ビーパックス）はフィルムを施工した後に、可視光線透過率を測定して、車検に対応できるかどうかを確認した上で、お客様へ納車しています。

その車検対応フィルムを測定する際、日本ウインドウ・フィルム工業会と日本自動車フィルム施工協会（JCAA）で運用する「可視光線透過率測定証」を発行しており、そのすべてのコピーを毎年国交省へ提出もしております。

当社はそのJCAAに理事兼関西支部長として加盟し、国家資格を保持した施工技師（1級は3名）も在籍しておりますので、どこよりもお客様の車検をしっかりサポートいたします。

このほか当社では、様々なウインドウフィルムを実際に試して、その効果を見極めてきました。特に透明遮熱・断熱フィルムは、昨今の地球環境問題にとても有効で、前席のウインドウガラス3面への施工を積極的にオススメしています。

フィルム施工の作業風景や、フィルム施工後に車検対応測定を行っている様子など、さまざまな動画を、当社ホームページ（Youtubeチャンネル bpacsTV）で公開していますので、よろしければ是非ご覧ください。

▼ビーパックス オリジナル動画：「透明遮熱フィルムいろいろ」再生リスト　
　フィルムの施工風景、UVカット効果検証、透明遮断熱フィルム車検対応測定など



夏場を問わず、どんな時も大切な愛車で快適なドライブを楽しむための選択肢の一つとして、ウインドウフィルムの施工を検討してみてはいかがでしょうか。フィルムを貼ったクルマに乗ってその快適さを実感してしまったら、フィルム未施工のクルマには、二度と乗れないくらい違いがありますよ。

◆カーオーナーさんの「質問」に回答してくれたプロショップさんは……　　　

京都市右京区にある「ビーパックス」の井上和也社長です！

井上社長は、JCAAの理事でもあり、全国のカーディテイリング・ショップオーナーの間でも “スゴ腕の人物”として知られ、カーセキュリティの知識と技術も有されているプロフェッショナルなので、大船に乗ったつもりで大切な愛車を預けられます。