各地の風景や名所をデザインした『地方版図柄入りナンバープレート』の交付が、10月からスタート。昨年のラグビーワールドカップ、東京2020オリンピック・パラリンピックの特別仕様に続き、カラフルになりそうだ。新たなデザインが決まったのは、全国の地域名称地116地域のうちの41地域。例えば「富士山」ナンバーは同じ地域名称を持つ全国唯一の例だが、山梨運輸支局(富士吉田市など)と静岡運輸支局(富士宮市など)が交付する2種類があり、そのいずれもが図柄入りナンバープレートを決定。山梨の富士山ナンバーは赤富士、静岡の富士山は「花と富士」がデザインされ個性を際立たせている。22日、発表された41地域のデザインは、いずれもラグビーやオリパラの図柄入りナンバーよりも発色がいい。さらに、地域が工夫を凝らしただけに、デザインにナンバーの数字が重なっていても違和感が少ない。「人の目でも見分けられる、(ナンバー読取り装置のような機械の目でも)見た目が濃くても赤外線で見分けられるような視認性が得られるような技術的改善を加えた」(図柄入りナンバーを企画した国土交通省自動車情報課)22日、石井啓一国交相は、この発表を盛り込んだ会見で地元「つくば」ナンバーを手に、この地域版が「地域振興、観光振興に役立つように」と、期待を込めた。地方版ナンバーには同じデザインで、寄付金付きと寄付金なしの2種類がある。寄付金付きはフルカラー、寄付金なしはモノトーンの仕上がり。ナンバー交付手数料は、それぞれの地域によって異なるので、申請認可の手続き後に決定する。寄付金は、最低1000円以上~上限なしの寄付を条件に受け付ける。財政法上の制約で、寄付金は一括して資金管理団体が預かる。寄付金の使い方は、それぞれの地域の交通事業者や観光事業者が参加する協議会が決める。例えば、コミュニティー車両の購入や観光戦略・計画作成などへの活用が想定されている。地方版ナンバーは、今回発表された41地域のほかに、2020年度の交付開始を目指して17地域が検討中だ。また、国交省はこれ以外の地域でも希望があれば個別に相談に応じる予定だ。
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