【カーオーディオ・マニア】プロショップは「カーオーディオイベント」の窓口! | CAR CARE PLUS

【カーオーディオ・マニア】プロショップは「カーオーディオイベント」の窓口!

特集記事 コラム
カーオーディオイベントの会場風景。
  • カーオーディオイベントの会場風景。
カーオーディオに興味を持ちながらも、最初の一歩がなかなか踏み出せないという方々に向けて、『カーオーディオ・プロショップ』を活用することをおすすめする連載をお届けしている。第10回目となる当回は、「ショップはイベントの窓口」というテーマでお贈りする。


■「カーオーディオイベント」にはタイプがふたとおりある!

カーオーディオを趣味としようとするとき、「カーオーディオイベント」にも目を向けると、楽しみ方の幅が広がっていく。

まずは、『カーオーディオイベント』とはどんなものなのか、から解説していこう。タイプは大きくわけて2種類ある。1つは“音質系”のイベントで、もう1つが“ドレスアップ系”のイベントだ。

“音質系”のイベントとは、「サウンドコンテスト」とか、「サウンドコンペティション」、または「サウンドミーティング」と呼ばれているもので、イベントにエントリーした各車の“音の良さ”を競い合う、というイベントとなっている。

順位の付けられ方(審査のされ方)はイベントごとでさまざまだ。オーディオ評論家の方に審査されることもあれば、経験豊富なカーオーディオプロショップのインストーラーによって審査されるケースもある。または、エントラントがお互いのクルマの音を聴き合い、投票して順位を決める方式が取られることもある

多くの場合、搭載製品の価格の合計でクラスが分けられ、審査が進められる。または、システム形式でカテゴライズされる場合もある(内蔵アンプシステムクラスとか、外部アンプシステムクラスとか)。

もう1つの“ドレスアップ系”のイベントとは、ルックスを磨き上げたクルマが集い、お互いのカスタムを見せ合う、というタイプのイベントだ。オーディオカーがメインのイベントもあれば、外装を“ドレスアップ”したクルマを広く対象とするイベントもある。こちらでも主催者側による審査、または参加者の人気投票でアワードが決定される場合が多い。


■“音質系”のイベントに行けば、いろいろな製品の音を聴ける!

続いては、これらイベントに参加することでどんなメリットが得られるのかを解説していこう。

まずは“音質系”のイベントについて。ギャラリーとして参加する場合と、エントラントとして参加する場合とで利点が異なるので、まずはギャラリーとして参加する場合についてから解説していこう。

ギャラリーとして“音質系”のイベントに参加する最大のメリットは、「いろいろな製品の音を聴けること」である。“音質系”のイベントには、メーカーやディストリビューターによって、さらには『カーオーディオ・プロショップ』によって、デモカーが持ち込まれる場合がほとんどだ。何度か触れているが、自分好みのカーオーディオ製品を選ぼうとするならば、実際に音を聴いてみるのが1番。しかしながら、『カーオーディオ・プロショップ』の店頭で聴ける製品の数には限りがある。ところが「カーオーディオイベント」に足を運べば、聴いたことがない製品の音を、一挙に大量に聴くことも可能となるのだ。

エントラントとして参加する場合には、「自分のシステムの音の成熟度が分かること」が最大のメリットとなる。自分で聴いて楽しむものなので、人の評価は関係ない、のも真実なのだが、どうせならばできる限り良い音で楽しみたい。人に聴いてもらうと、自分では見えていなかった欠点も見つけ出してもらえることもある。そしてそれを改善できれば、日々、さらに良い音で音楽を楽しむことが可能となる。

そして“ドレスアップ系”のイベントでは、「いろいろなカスタムカーが見られること」がまずは最大のメリットだ。クルマ好きならば、カッコ良いクルマをたくさん見たいものだ。“ドレスアップ系”のイベントに行けば、たっぷり見られる。そしてエントリーすれば、多くのギャラリーに愛車を見てもらうことが可能となる。


■『カーオーディオ・プロショップ』に行けば、「カーオーディオ・イベント」へのエントリーも可能に。

さて、「カーオーディオイベント」は、ギャラリーとして観に行っても有意義なのだが、エントリーしたほうがより深く楽しめる。

というわけで最後は、エントリーしようと思ったらどうすればいいのかを紹介していこうと思う。結論はズバリ、「『カーオーディオ・プロショップ』に行く」である。『カーオーディオ・プロショップ』には、「カーオーディオイベント」の情報がたくさん集まってくる。なぜならば、そういったイベントを主催するのはカーオーディオメーカーやディストリビューター、もしくは『カーオーディオ・プロショップ』であるからだ。その“横の繋がり”で、情報が集まってくる。

そして、エントリー受け付けについても、『カーオーディオ・プロショップ』が窓口となってくれる。気になるイベントがあれば、『カーオーディオ・プロショップ』に相談すれば、エントリーまでの道筋を付けてくれるはずである。

こうして『カーオーディオ・プロショップ』からイベントにエントリーすることで、同じショップからエントリーする人たちと仲良くなれる。

さらには、イベント会場でも新しい友人ができる。共通の趣味を持っている者同士、共感できることが多いのですぐに打ち解け合える。こうして仲間が増えると、情報収集も行えるし、お互いのクルマの音を聴き合ったり、ルックスを評価しあうことで、次なるシステムアップ、カスタムアップのアイデアを練ることも可能となる。「カーオーディオ・イベント」に参加することで、自身のカーオーディオライフは一層充実していく、というわけなのだ。

今回は以上で終了だ。次回はいよいよ最終回をお届けする。最終回にふさわしく、自分に合った『カーオーディオ・プロショップ』の探し方を解説する予定だ。乞うご期待。

『カーオーディオ・プロショップ』に行こう! Part.10 ショップはイベントの窓口!

《太田祥三》

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