この年末年始の長距離移動が集中するのは、12月29日と31日の午前、30日の午前と午後、年始は1月1日の午前、1月2日と3日の午前と午後。また、渋滞解消のため支払可能な平均金額は5823円で、この金額は昨年より1085円アップした---。MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険は、2017年11月7~8日の2日間、運転頻度が週1回以上、年末年始(2017年12月22日~2018年1月3日)に高速道路を利用して長距離移動をする、もしくはする予定がある18歳~69歳の男女1000人に対してインターネットリサーチを実施した。年末年始の長距離移動の目的で最も多い回答は、「帰省」で43.2%となった。次いで「泊まりの旅行」、「ショッピング」という順になった。昨年度(2016年度)は「ショッピング」が最も多かった。年末年始の長距離移動で予定している日程は、年末は29日の午前、30日の午前と午後、31日の午前に回答が集中した。年始は1日の午前、2日と3日の午前と午後に回答が集まった。高速道路を利用しての長距離移動にいて、自宅から目的地までの距離(片道)は、昨年度(2016年度)は平均173.1kmであったのに対し、2017年度は平均196.9kmと、23.8km延びた。三井ダイレクト損害保険では、移動の目的が、昨年度と比較して「帰省」や「泊まりの旅行」が多いことも要因かも、と推測する。「あなたは、年末年始のドライブで渋滞回避のため、最大でいくらまでお金を払えますか」という問いに対する回答は、2017年度の全国平均は5823円。昨年度より1085円アップした。2017年度は男性=566人、女性=434人が回答、2016年度は男性=701人、女性=299人が回答している。2017年度の男性の平均金額は6834円で、昨年度より2159円アップしており、かつ女性よりも2329円高い結果となった。女性は2016年度の4886円が2017年度は4505円に減っている。三井ダイレクト損害保険では「男性の渋滞回避意識に変化があった。2017年度は30万円と回答した男性もおり、渋滞回避の意識が高い」と見ている。