国土交通省は、交通需要の時間的・空間的な偏在によって特定の時間帯、箇所、路線で発生している渋滞に関して、2016年年末年始の渋滞ランキングをまとめた。それによると、高速道路で年末年始の渋滞1位は前シーズン2位だった東名高速道路(上り)御殿場~大井松田間となった。2位は同3位だった東名阪自動車道(下り)四日市~鈴鹿、3位が同1位だった東名高速道(上り)海老名JCT(ジャンクション)~横浜町田だった。高速道路3社と本四高速における2016年年末年始期間の渋滞損失時間の合計は496万人時間で、高速道路を利用した1台あたり9分に相当する。都市高速道路の渋滞1位は、神戸線(上り)第二神明接続部~西宮JCT、2位が神戸線(下り)西宮JCT~第二神明接続部、3位が渋谷線(上り)東名高速接続部~大橋JCTだった。2016年年末年始期間の渋滞損失時間の合計は99万人時間で、都市高速道路を利用した1台あたり5分に相当する。直轄国道1~20号の渋滞1位は、国道19号・愛知県春日井市瑞穂通5丁目交差点~春日井インター西交差点間。直轄国道における2016年年末年始期間の渋滞損失時間の合計は2200万人時間で、これは年間で約1万2000人分の労働力に相当する。国道1~20号の渋滞損失時間は1100万人時間。
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