あいおいニッセイ同和損害保険は3月14日、テレマティクス技術で取得した運転挙動を毎月の保険料に反映する、国内初の自動車保険を開発したと発表した。欧米では、日本のような参考純率制度(ノンフリート等級制度や年令条件区分等)がなく、各保険会社が個別に保険料を設定できるため、安全運転度合いに応じ保険料を割り引くテレマティクス自動車保険が普及している。しかし日本では、長年整備されてきた精緻なレーティング手法による参考純率制度があり、安定した保険運用に貢献してきた。そこで同社は、現行の参考純率体系内で、テレマティクス技術を活用した安全運転のインセンティブ(割引)を提供する「運転挙動割引」を開発。同社が定める運転挙動データが取得可能なクルマを保有する、ノンフリートの個人ユーザーすべてが対象で、毎月の走行距離・運転挙動に応じて保険料割引を適用する。なお、等級や新規・継続契約による制限は設けない予定だ。同社では、2017年度下期以降での販売開始を予定しており、詳細は確定次第、あらためて発表する。
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