日立オートモティブシステムズは、軽量・小型チウムイオン電池モジュールが、スズキの新型『ソリオ/ソリオ バンディット』ハイブリッド仕様車に搭載されているパワーパック(高電圧リチウムイオンバッテリー+インバーター)に採用された。今回採用されたリチウムイオン電池モジュールは、グループ会社である日立ビークルエナジーが長年の採用実績で培ってきた量産・品質管理などのノウハウを生かして製造した。高性能・高信頼性の電池セルと、電池セルの電圧を検知する電圧検出基板を1つの筐体にまとめている。樹脂ケースを使用することで電池モジュールとして35%軽量化した。また、高さも37%低減したコンパクトな電池モジュールで、搭載性に優れる。日立オートモティブシステムズは1999年に世界に先駆けて車載用リチウムイオン電池事業を開始、これまで乗用車のほか、バスやトラックといった商用車など、幅広いハイブリッド車両向けに累計1000万セル以上のリチウムイオン電池を納入してきた。