ヤマトホールディングスは8月25日、タイのサイアム・セメント(SCG)グループと同国内で宅急便サービスを提供する合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。タイは現在、世界各国から自動車メーカーや電化製品のメーカーが工場を建設するなど、東南アジアの中でも製造拠点として重要な位置づけとなっている。同時に、スマートフォンの普及に伴い、Eコマース市場が著しい成長を見せており、特に個人間でのもののやり取りによって小口配送の個数が伸長している。SCGはタイ国内セメント業界トップの複合企業グループで、セメント建築資材、化学、梱包材や流通・物流事業などを幅広く展開。同国上場企業の株式時価総額5位に位置し、タイ経済発展の中核を担ってきた企業の一つだ。一方、ヤマトグループは2010年にシンガポール、2011年にはマレーシアで宅急便事業を開始するなど、アセアン各国における国内小口配送ネットワークの拡充を進めてきた。同時にアセアン経済共同体の発足によって今後益々の増加が見込まれる国境を跨いだ物流に対しても、クロスボーダー事業を積極的に展開している。両社は今回、タイ国内での宅急便サービスを提供する合弁会社の設立に合意。小口配送ネットワークを拡大していくことで、法人・個人の双方にとって最適な物流の提供を目指す。
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