テュフ、鈑金塗装工場認証に「シルバー」カテゴリー新設…小規模な自動車修理工場が導入しやすい監査内容 | CAR CARE PLUS

テュフ、鈑金塗装工場認証に「シルバー」カテゴリー新設…小規模な自動車修理工場が導入しやすい監査内容

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テュフラインランドジャパン株式会社 本社外観
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テュフラインランドジャパン株式会社は、鈑金塗装工場認証として、新たに「シルバー」カテゴリーを設け、7月上旬から同カテゴリーの監査・認証を受け付ける。

シルバー認証は、接客対応を積極的に行っておらず、フレーム修正を伴わない外板パネルの補修・交換などを主な修理範囲とする車体整備事業者(自動車修理工場)などが対象。監査項目は150で、既存の認証(プラチナ222、ゴールド210)の中で最も少ない。

テュフラインランドジャパンは、鈑金塗装工場の見える化の方策の一つとして、損害保険会社が修理入庫先の判断基準として、鈑金塗装工場認証を活用する事例があるという。

日本の自動車修理工場は、接客対応を行わず、小さなダメージを中心に対応する小規模な事業者が多い中、これまで同社が提供する鈑金塗装工場認証(プラチナ・ゴールド)はそういった事業者を対象にしていなかったため、今回、小規模な事業者が導入しやすい監査内容の「シルバー」カテゴリーを新設した。

同社の鈑金塗装工場認証は、ドイツ本社で開発された監査項目に日本市場に適した項目を追加。ゴールド認証は、すべての輸入車および国産車の修理が対象となり、修理対象がアルミおよびスチール、もしくはスチールのみのいずれかを選択できる。最上位のプラチナ認証は、EU圏内の大型輸入車を中心としており、当該圏において求められる厳しい認証要件(アルミフレームの修理など)が課されている。なお2025年3月1日時点で、プラチナ認証取得は60工場、ゴールド認証取得は122工場。

《カーケアプラス編集部》

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