ハンドル・シート・タイヤ交換で「クルマが激変」する裏ワザ5選 | CAR CARE PLUS

ハンドル・シート・タイヤ交換で「クルマが激変」する裏ワザ5選

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ハンドル・シート・タイヤ交換でクルマが激変
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クルマに乗っているのものなにか乗りにくいとか、違和感があるということもあるだろう。もっと乗りやすくしたいとか、自分好みにクルマが動くようにしたいという人もいる。

ではそういった要望があるときや、そもそも最近飽きてきたぞなんて人に、オススメなのがハンドリングの改善。さまざまなパーツを変えたり調整することで意外とクルマの乗り味は変わってくれる。そんな方法を解説する。



◆ハンドリング改善法1:ハンドル交換

ハンドルは意外と運転フィールに大きく関わっている。常に握っていて操作する部分だけに思っているよりもその影響は大きい。純正の大きなハンドルから、アフターパーツの小さな径のハンドルにするとクルマ全体が思ったよりもクイックにキビキビ動くように感じる。

アフターパーツではφ350mmとφ330mmのハンドルがポピュラー。よりクイック感を求める人はφ330mmを選ぶことが多いが、ハンドルの操作自体は重く感じるようになるので注意が必要。

また、スポーツ走行の場合だと思ったよりもハンドルをスパッと切ってしまう傾向になる。もともとスパッとハンドルを切ってしまう傾向の人はφ350mmがオススメ。

ハンドルの太さ自体も大きくフィーリングに関わる。細めのナルディと太めのモモではまったく違うフィーリングになる。このあたりは手の大きさとは関係ない。手が大きくて細いハンドルが好き、手が小さくて太いハンドルが好きということもある。持ち方の癖に関わるので握ってみてしっくり来るものを選ぶしかない。

◆ハンドリング改善法2:シート交換

シートはカラダにもっとも近いサスペンションであり、カラダをホールドする重要部位でもある。サスペンションはなにも変えないままスポーツシートにすることで驚くほどクルマがシャープに感じることもある。また、サイドサポートがあるバケット形状のシートにするとクルマとの一体感が上がる。そうした変化もあるし、スポーツシートにするとシート高が下がることが多く、それによって目線も変わる。ヒップポイントが10mmくらい下がるだけでもすごく低くなった体感になり、クルマの動きの大きさが緩和されたりもする。

◆ハンドリング改善法3:タイヤ交換

路面と唯一接してるのがタイヤ。タイヤを変えるのがもっとも大きな変化をもたらす。グリップの良いタイヤにするとハンドルを切ってから曲がりだすまでのタイムラグが短くなるので、クルマが思い通りに曲がるようになる。またグリップ力が高いとブレーキもよく効くようになる。ABSが介入する手前の領域であればそれほどかわらなさそうだが、同じようにブレーキを踏んだ時にビックリするほど手前で止まるようになる。エコタイヤは転がり抵抗を減らすためにややハンドリングに曖昧な部分が出やすい。スタッドレスタイヤも同様。プレミアムタイヤなどにすると一気にハンドリングがシャキッとする。

ハンドリング改善法4:アライメント調整

タイヤの向きを調整するのがアライメント調整。クルマを上から見た時に進行方向前方が閉じている内股状態をトーイン。ガニ股をトーアウトという。トーインにすると直進安定性が高まる一方、ハンドル操作に対してシャープになる傾向。逆にトーアウトにすると直進付近の安定性は低くなるが、ハンドルを大きく切ったところでは曲がりやすくなる。

キャンバー角は大きくすればコーナリング時に接地面積が広くなるので、曲がりやすくなるが、直進時は接地面積が減るのでブレーキは効かなくなる傾向にある。そのあたりでハンドリングは大きく変えることができる。

ハンドリング改善法5:ブレーキパッド交換

ブレーキパッドの特に初期タッチによってもハンドリングの感じ方は変わる。踏み始めからしっかり効くタイプと、奥で効くタイプでは全然違う。奥で効くタイプが使いやすそうだが、意外と初期から効くタイプの方が重いクルマや速いクルマの場合、違和感なく減速できて乗りやすくなることも多い。

また、パッドの特性によって踏みごたえが硬めのものもあれば、柔らかめのものもある。ペダルタッチが変わるとそれもハンドリングに影響がある。どちらが良いものでもなく相性なので、クルマと自分とマッチするか試してみてもらいたい。

“もう飽きた”なんて言わせない! ハンドル・シート・タイヤ交換でクルマが激変する裏ワザ5選~カスタムHOW TO~

《加茂新》

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