アウディは1月23日、アウディのブランド名が再導入されてから60周年となることを祝し、2025年に多くのイベントを開催すると発表した。
アウディの社名は、創業者であるアウグスト・ホルヒの「ホルヒ」をラテン語訳したもの。1914年にアウディ自動車工業が設立されたが、その後1932年に4社連合の誕生にともない「アウトウニオン」となった。
1965年に同社は、2ストロークエンジンの時代を終え、新たに4気筒4ストロークエンジンを搭載したモデルを導入、それをアウディと名付けた。ここから、現代に続くアウディが始まった。
この戦後初のアウディが、5月18日の国際博物館の日にインゴルシュタットで他の歴史的な車両と共に展示される予定だ。さらに、アウディミュージアムモバイルも博物館の日に25周年を迎える。
年間プログラムはブレーメンクラシックモーターショー(1月31日~2月2日)から始まる。ここではアウディ『A2』の発売25周年を記念し、磨かれたアルミニウムバージョンが展示される。
また、フォルクスワーゲングループの共同ブースでスペアパーツに関する質問にも対応する。同じ週末には、ドイツラリー選手権で2度優勝したハラルド・デムスが1984年製アウディ『スポーツクワトロラリー』を操縦する予定だ。
さらに、7月10日から13日にかけて開催されるグッドウッド・スピードフェスティバルでは、アウディのル・マン初勝利から25周年を祝う。トム・クリステンセンやリナルド・カペロと共に、ル・マンの伝説的な車両が展示される予定だ。
その他、アウディトラディションはエイフェルラリーフェスティバルやハイデルベルクヒストリックなどにも参加する。