日本RV協会(JRVA)は1月10日、全国に快適に安心して車中泊が出来る場所「RVパーク」に、新たに14施設を認定したと発表した。
2012年から温泉や旅館、道の駅、遊園地など様々な施設でRVパークの設置を進めており、今回新たに鹿児島県「RVパーク 醸造屋敷ふじもと」や長崎県「RVパーク 平戸海上ホテル」など14施設を認定した。これにより、全国のRVパークは501カ所に達した。
「RVパーク 醸造屋敷ふじもと」は、鹿児島県出水市に位置し、調味料の醸造施設に併設されている。訪問者は地元の醤油や味噌を購入でき、周辺には観光名所も多い。「RVパーク 平戸海上ホテル」は長崎県にあり、ホテルの温泉や会席料理を楽しめる。どちらも観光や長旅の中継基地として利用できる。
キャンピングカーの国内総保有台数は2023年に15万5000台に達し、販売総額は過去最高を記録した。キャンピングカーは移動手段だけでなく、新しいレジャーの形や災害時の住居、テレワークのオフィスとしても注目されている。
日本RV協会は、車中泊文化の普及と市場の育成を目指し、今後もRVパークの拡充を進めていく。