NEXCO中日本と中日本エクシスは、RIZAPグループとその連結子会社であるRIZAPとの連携協定を締結し、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)にコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」を設置することに合意した。
この取り組みは、高速道路を利用するドライバーの健康意識の高まりを背景に、休憩時間を有効活用し、健康増進を図ることを目的としている。2024年5月頃、東名高速道路の日本平PA(上り)に1号店がオープンする予定だ。
高速道路のユーザーは、長時間運転をされる人が多く、SA・PA での休憩は大切なリフレッシュの時間だ。健康を意識した SA・PA の新たなサービスとして、誰もが手軽に着替え不要・履き替え不要で利用でき、短時間で運動の効果が実感できる、「簡単」「便利」で「楽しい」というコンセプトの chocoZAP を設置する。また、物流の労働環境改善や、近隣住民の健康維持にも貢献することが期待されている。
日本平PAの店舗は約200平方メートルのスペースにトレーニングマシンやマッサージチェア、ゴルフ練習ブースなどを設置する。第1号店の利用料金は、非会員がSA・PA専用料金プランの都度払いで800円(税抜)、既会員はQRコードをかざして利用可能だ。
「chocoZAP」は、スマホで簡単に入会手続きが可能な24時間365日利用できるコンビニジムで、2022年7月のスタート以来、全国で1160店舗、会員数は101万人を突破し、国内フィットネスジム会員数日本一を達成している。今後も各社のノウハウを活用し、他のSA・PAにも展開していく予定だ。