トヨタ『ライズ』の受注取り消し、ダイハツ不正調査長期化で出荷メド立たず[新聞ウォッチ] | CAR CARE PLUS

トヨタ『ライズ』の受注取り消し、ダイハツ不正調査長期化で出荷メド立たず[新聞ウォッチ]

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今年5月、委託生産するダイハツ工業による認証手続きに関する不正が発覚し、トヨタ自動車ブランドとしても販売している小型多目的スポーツ車(SUV)『ライズ』について、顧客から既に受けた注文を取り消すことが分かったという。

10月15日付けの日経が報じていたが、注文を取り消すのはライズとダイハツブランドの『ロッキー』のハイブリッド車(HV)で、いずれもダイハツの工場で生産の車種。ダイハツの認証手続きに関する不正が5月中旬に発覚して以降、販売と出荷を停止していた。

記事によると、取り消しの対象となるのは出荷停止の前までに注文していた顧客で、数万人規模とみられる。不正に伴う調査が長引いているため、出荷再開のメドが立たず、「これ以上顧客を待たせるのは望ましくない」と判断。ダイハツでは「キャンセルや他車種への切り替えなどを具体的にご提案できるよう取り組んでいる」とも伝えている。

ライズは100万~200万円台で購入できる比較的安い価格のSUVで、2022年の販売台数は8万台を超える人気車種でもあったが、売れ行きが膨らんだガソリン車タイプもまもなく受注を停止する模様で、当面、ライズとロッキーについての出荷再開は絶望的のようだ。

2023年10月16日付

●EV輸入車10台に1台、今年度上半期2倍1万台超(読売・2面)

●内閣支持最低横ばい25%、本社世論調査(毎日・1面)

●羽田で先進技術の祭典(毎日・8面)

●内閣支持32%過去最低、共同世論調査、経済対策「期待せず」58%(東京・3面)

●「江戸川ナンバー」どれがいいかな、5点の図柄候補、区がアンケート開始(東京・15面)

●高速道の水素ステーション、SA駐車場も設置可能、来年度から(日経・1面)

●経済の視点、日本のEV、東南アジアで後手(日経・7面)

●鉄道防犯カメラ義務化、改正省令施行、新幹線や都市部路線(日経・35面)

《福田俊之》

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