駆けつけ充電、電欠EVのロードサービスで不安を解消…検証へ | CAR CARE PLUS

駆けつけ充電、電欠EVのロードサービスで不安を解消…検証へ

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あいおいニッセイ同和損害保険、MS&ADグランアシスタンス、タケヒロレッカー、Bell Energyは、トヨタとレクサス の電気自動車(EV)の一部ユーザー向けに電欠した場合や、充電器のないエリアで出張して充電サービスを提供する実証実験を9月から実施する。

4社が保険事業やロードサービス事業で培ったノウハウ、Bell Energyが提供するポータブルEV急速充電器「ローディー」を活用し、トヨタとレクサスのEVユーザー向けに「電欠発生時の現場駆け付けサービス」を提供する。これによるEV利用促進効果を検証する。また、様々な充電ニーズを確認するため「予約充電サービス」も提供する。

電欠時のロードサービスでは最寄りの充電スポットまでレッカー搬送と異なり、電欠現場で約 10分間充電するだけで約20km走行できる。電欠現場で復旧作業が完了するため、レッカー搬送と比べて電欠発生から復旧まで約1時間の短縮が見込まれる。

予約充電サービスでは、EVユーザーの希望の場所や時間に EV急速充電器を積んだサービスカーが駆けつけ約30分間充電する。旅行先など、外出先の近辺に充電スポットがない場合でも、充電不足の心配がなくなり、安心してEVを利用できる。

対象はトヨタの『bZ4X』とレクサスの『UX300e』、『RZ450e』のユーザーで、希望者から抽選で100人を選定する。電欠時に現場に駆けつけるサービスは愛知県全域のみが対象。9月11日から11月30日まで実施する。

実証実験で使用する急速充電器「Roadie」は、世界初のモジュール式ポータブルEV急速充電器。「どこでも急速充電」をコンセプトに、外部入力設備が不要の完全スタンドアローン設計で、最大出力は20KW(DC)。10分間の充電で距離にして約20kmを走行できる。

4社は実証実験を通じて得られたノウハウを活用してEVの普及・拡大につながるEV充電サービスを提供し、安心して EVに乗れる環境づくり、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。

《レスポンス編集部》

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