希望ナンバー制度は半数が利用、図柄入りの普及率は4%どまり | CAR CARE PLUS

希望ナンバー制度は半数が利用、図柄入りの普及率は4%どまり

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図柄入りナンバープレートの例
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  • 図柄入りナンバープレートにしたい・している理由
  • 希望ナンバー制度を利用していない理由
  • ナンバープレートの番号を決めた理由

パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「ナンバープレート」に関するアンケート結果を発表。クルマ保有者の半数は、好きな番号に変更できる希望ナンバー制度を利用していることがわかった。

年代別で最も利用率が高かったのは60代以上の54%、最も低かったのは20代以下の44%。年齢が上がるに連れ、利用率は上がる傾向にあるようだ。

●希望ナンバーの上位は「好きな数字」や「家族の誕生日」

ナンバープレートの番号を決めた理由については、1位が「好きな数字」(35%)。年代別でも全年代で唯一30%以上となった。以下、「家族の誕生日」(22%)、「記念日」(13%)、「家族などの名前の語呂合わせ」(10%)、「縁起が良い」(9%)、「言葉の語呂合わせ」(8%)、「車種や車名に関連した数字」(3%)と続いた。「その他」(9%)では、「買い替え前に乗っていた車と同じ番号にした」などの回答があった。

一方、希望ナンバー制度を利用していない理由については、「番号は気にしない」(63%)が最多で、2位以降と30ポイント以上の差があった。以下、「お金がかかる」(32%)、「手続きが面倒」(12%)が続いた。年代別で見ると、20代以下を除くすべての年代で「番号は気にしない」が半数を超えた。また、20代の2割は希望ナンバー制度を「知らなかった」と回答しており、他の年代よりも希望ナンバー制度の認知が低いことがわかる。

●「図柄入りにしたい」は20代以下が最も多い結果に

次に地域の風景や観光資源をデザインした「図柄入りナンバープレート」について尋ねたところ、クルマ保有者のうち、現在、図柄入りに「している」人は4%で、「したい」人は18%。年代別で見ると、20代以下が図柄入りに「したい」の意向が最も高く、「している」 との合計比率が3割を超えた。現在クルマを保有しておらず購入を検討している人は29%が「したい」と回答。クルマ保有者よりもわずかながら高い結果となった。

図柄入りにしたい・している理由は、「地域に愛着がある」(47%)が最も多く、2位は「絵柄が好み」(25%)、3位は「自分のクルマの視認性が上がる」(17%)となった。年代別で見ると、30代以下は「絵柄が好み」が3割を超え、他の年代よりも多くなっている。また、年代が上がるほど「寄附金などで地域に貢献できる」の比率が高く、50代以上の5人に1人が地域への貢献を理由に、図柄入りへの変更を希望している。

一方、図柄入りにしていない理由は「自身の地域の図柄が好みではない」(32%)が最多。年代による傾向に大きな違いはなかった。「その他」では、「シンプルな方が好み」などの回答があった。

《纐纈敏也@DAYS》

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