パイオニアは、低消費電流と力強い重低音再生を両立したパワードサブウーファー「TS-WX140DA」を6月より発売する。実勢想定価格は2万1000円。
新製品は、低域部の周波数特性を3種類の重低音モードから選択できる新開発のDSPイコライザー「DIGITAL EQ」を搭載する。従来の「DEEP」、「DYNAMIC」モードに「NATURAL」モードを追加。音楽のジャンルや気分に合わせ、付属のワイヤードリモコンで簡単にモードを切り替えることができる。新設定のNATURALモード(POPS向け)は自然なバランスで聴き疲れしない心地よい音質。DEEPモード(JAZZ、クラシック向け)は超低域部(50Hz以下)までしっかり再生する階調豊かな深みのある音質、DYNAMICモード(EDM、ROCK向け)は周波数帯域(70~90Hz)を強調した、突き上げるような力強い音質となる。
心臓部には電力効率の良い170WクラスDアンプを採用し、低消費電流と力強い重低音再生を両立。ハイパワーでありながら高出力時でも歪まない高音質設計により、クリアで迫力のある低音を再生する。底面には共振を分散して歪みを軽減する「ハニカム構造設計」を採用。筐体の剛性を高め、入力信号に対して忠実でキレのある重低音再生を実現する。
全高はわずか70mmの薄型設計。幅広い車種のシート下に取り付けられるだけでなく、ラゲッジスペースなどにも設置できる。また、オーディオ電源部からの電源供給に対応。車のバッテリーと接続する一般的なサブウーファーに比べ、容易に取り付けることができる。
大口径グリルは両端になだらかな傾斜を付け、パワフルな重低音を車室内全体に拡散。筐体にはパール調のマットブラック塗装を施し、大口径グリルにはヘアライン調のシルバーラインをあしらうことで、コンパクトでありながらも、重厚で高品位なデザインに仕上げている。