資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月5日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.3円高の168.7円で3週連続の値上がりとなった。
経済産業省はガソリン価格を抑えるため2022年から導入していた補助金について、1リットルあたり25円の補助上限額を6月から段階的に引き下げ、9月末で終了すると発表。ガソリン価格は上昇傾向にある。
地域別では北海道が前週比0.1円安の167.1円、東北は前週と同じ166.8円、関東は0.3円高の168.0円、中部は0.8円高の168.4円、近畿は0.3円高の168.2円、中国は0.8円高の167.5円、四国は0.2円高の171.0円、九州沖縄は前週と同じ172.0円だった。
ハイオクは前週比0.4円高の179.5円、軽油は0.2円高の148.6円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月7日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は156.7円/リットル(前週比+0.8円)、ハイオクは168.1円/リットル(+1.7円)、軽油は133.5円/リットル(+1.0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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