トヨタモビリティサービスは5月31日、社用車管理クラウドサービス「ブッキングカー」の新機能として「アルコールチェック管理代行サービス」の提供を開始した。
2022年4月の道路交通法改正により、企業が一定台数以上の自家用登録自動車を使用する際には、運転前後のドライバーに対し、目視等で酒気帯びの有無を確認、またその記録を1年間保存することが義務付けられている。
ブッキングカーではアルコールチェックの記録・保存の管理業務をワンストップでサポートしているが、企業の管理者から「朝と夜にアルコールチェックが集中し、大きな負担になっている」「早朝・深夜のアルコールチェック対応で困っている」との声が多く寄せられていた。
アルコールチェックは原則、安全運転管理者が行うが、対応が難しい場合は副安全管理者や業務委託でも問題ないとされている。そこで、ブッキングカーの新機能として「アルコールチェック管理代行サービス」の提供を開始した。同サービスでは24時間365日対応可能なコールセンターでアルコールチェック管理を代行。日中だけでなく業務時間外の対応もアウトソーシングできるほか、アルコールチェック結果保存の煩わしさ解消にも貢献する。