ガソリンからオイル、エアコンに至るまで…性能回復や機能向上で今、改めて注目すべき「添加剤」 | CAR CARE PLUS

ガソリンからオイル、エアコンに至るまで…性能回復や機能向上で今、改めて注目すべき「添加剤」

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ガソリンからオイル、エアコンに至るまで…性能回復や機能向上で今、改めて注目すべき「添加剤」
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昨年来から続く世界的な半導体不足は新車の長納期化を招き、ユーザーのクルマの買い換えにも大きな影響を与えている。編集部が取材したある国内自動車メーカーの人気車種の納期は、若干回復したとはいえ、未だ1年以上掛かる状況に変わりはなく、もはや新車の長納期化は常態化していると言っても過言ではない。

その一方でクルマの“平均車齢”は延び続けている。一般社団法人自動車検査登録情報協会(自検協)のデータによると、令和4年3月末時点の乗用車(軽自動車を除く)の平均車齢は9.03年で、前年に比べ0.19年延び、初の9年超えかつ、28年連続で過去“最高齢”となったそうだ。そのような背景もあり、自動車アフターマーケットの中で整備・メンテナンスの需要が堅調に推移していることは想像に難くないのだが、その中でも最近注目されているのが、長く使用し、経年劣化したクルマの性能を回復させたり、機能を向上させたりする特徴を持つ「添加剤」の存在だ。

3月7日(火)から開催される、日本で唯一の自動車アフターマーケットの国際展示会「第20回国際オートアフターマーケットEXPO2023」でも、様々な添加剤が出品される予定となっている。今回はいくつかのカテゴリに分けてご紹介したい。

ガソリン向け添加剤は燃費向上や騒音の低減に

株式会社アイテムワン(本社:岡山県総社市/黒川聖馬代表)が2月にリリースするガソリン添加剤が「煤殺し FM」である。同製品の特徴は他社のガソリン添加剤製品にはない、2種類の清浄成分(PEAと独自に開発した清浄成分)に、ガソリン車専用の潤滑成分(FM剤)を配合しているという点である。

担当者によると、同社が独自に開発した清浄成分により、他社製品よりも堆積したカーボンを素早く剥がし、不要物質を排ガスの中に含め、まとめて排出させることができるほか、潤滑剤(FM剤)を配合していることにより、燃費向上効果やピストンスラップによる摩耗、振動、騒音が低減されるほか、ガソリン車のアクセラレーションがより機敏になるという。

また、堆積したカーボンを根こそぎ取り、浮かせるパワーとスピードが他社商品よりも早いことや、他社商品は別々に販売されている商品を2本入れることが必要なのに対し「煤殺しFM」は1本で同様の効果を発揮出来ることなども同製品の大きな特徴であり、コスト削減にも寄与できる商品であると話す。なお、ガソリン車なら二輪車、フォークリフト、耕運機、キャブ車など車種を問わず効果を発揮するとのことで、万能性も併せ持ったガソリン添加剤の新製品と言えるのではないだろうか。

エンジンオイルやエアコン向けの添加剤も

今回のIAAE2023には、アイテムワンのほかにも添加剤の取り扱いがある企業が出展する。株式会社ウルトジャパン(本社:神奈川県横浜市神奈川区/永田裕介代表取締役社長)は、エンジン内部の金属表面に新たな組織を形成する全く新しいエンジン機能向上剤としてリブーターエンジン表面改質剤」を、株式会社ヴィプロス(本社:東京都江東区亀戸/白石力代表取締役社長)は、エアコン使用時の燃費悪化やエンジンのパワーロス低減を防ぐことを目的としたエアコン添加剤「エアコンイノベーターNeo」をそれぞれ取り扱う。

パワートレインの電動化など、EV化への流れが進む一方で、平均車齢が長くなっている既存車両へのアプローチとして「添加剤」は注目に値する商材ではないだろうか。ぜひ3月のIAAE2023では、実際の商品をその目で確かめてほしい。

《カーケアプラス編集部》

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