独創的な発想で、毎年東京オートサロンを沸かせてきたNATS(日本自動車大学校)。今年出品された『RX-Cabriolet』は、名車『サバンナGT』の顔を持つオープンカーだ。しかしこのクルマ、ベース車はND型『ロードスター』だという。
「サバンナRX-3」の名でも知られるサバンナは、1971年に登場した。マツダ自慢のロータリーエンジンを搭載し、モータースポーツの世界でも活躍。日産『スカイラインGT-R』の連勝記録を止めた車両としても有名だ。
RX-Cabrioletは、そんな名車を彷彿とさせるスタイリングに仕上がっている。カラーリングは当時のワークスカラーがモチーフ。一見しただけではとてもロードスターには見えないが、走りは現代そのものだという。しかも公道走行可能とのことで、実用にもなりうる1台だ。