ナビタイムジャパンは10月27日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」等にて、阪神高速道路の環境ロードプライシング割引への対応を開始した。
環境ロードプライシング割引とは、並行する有料道路の路線間での料金格差等で、都心部や住宅地への交通流入を抑制し、沿道環境の改善を図る施策。阪神高速では国道43号・3号神戸線沿道の大気環境改善のため、2001年11月から5号湾岸線の貨物車などの料金割引を行っている。
今回の対応では、「大型車」「特大車」を登録し、ルート検索条件の設定にてETC料金考慮をオンにしている場合、3号神戸線を通行せずに5号湾岸線を利用するルート検索結果に対して割引を適用した料金を表示する。
環境ロードプライシング割引は、大型車ドライバーの高速道路利用料金が安くなるメリットがあるため、ナビタイムジャパンでは、2021年7月より、首都高速の環境ロードプライシング割引に対応。これに続き、阪神高速の同割引についても対応を開始した。
なお、バス専用カーナビアプリ「バスカーナビ」、カーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」、「カーナビタイム」、法人向け地図・ルート検索API「NAVITIME API」、KDDIと協業で提供中の「auカーナビ」、「au助手席ナビ」、NTTドコモの「スゴ得コンテンツ」にて提供している「NAVITIMEドライブサポーター」など、大型車の料金表示可能なサービスでも阪神高速道路の環境ロードプライシング割引に対応する。