パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「車中泊旅行」に関するアンケート結果を発表。車中泊経験者は3割程度に留まるが、若年層ほど関心が高いことがわかった。
まず、車中泊旅行の経験があるか聞いたところ、「ある」と回答した人は35%に留まり、6割以上は車中泊旅行の経験が「ない」ことがわかった。年代別では最多は「40代」(40%)、最少は「20代以下」(29%)だった。
車中泊で利用したクルマは「自家用車」(77%)がダントツでトップ。2位は「一緒に行った人のクルマ」(14%)、3位「レンタカー」(13%)、4位「カーシェアリング」(4%)、5位「家族や友人・知人から借りたクルマ」(3%)と続いている。
車中泊を選んだ理由は、1位が「宿泊費を節約したかったから」(46%)、2位は「自由に旅行したかったから」(40%)。車中泊旅行では多くの人が旅行を楽しみつつも宿泊費用の削減や、時間の制約がない自由な旅行を求めているようだ。年代別では60代以上のみ、「自由に旅行したかったから」が「宿泊費を節約したかったから」を上回った。また、4人に1人は「アウトドアを楽しみたかったから」とも回答。一方、20代以下は他の年代よりも「自由に旅行したかった」が低く、「車中泊に憧れていたから」が高くなっている。
また、未経験者に車中泊旅行をしてみたいか聞いたところ、3割が「してみたい」と回答した。年代別で見ると、若い世代ほど車中泊旅行に対する関心が高く、最多は「20代以下」(44%)となっている。20代以下の「車中泊旅行に憧れていたから」の回答が他の年代より高かったことからも、車中泊旅行に関心を持っている人が多いことが窺える。
最後に車中泊旅行ができるようなればいいと思う場所を尋ねたところ、1位は「道の駅の駐車場」(69%)、2位は「サービスエリア、パーキングエリア」(58%)、3位は「温泉施設の駐車場」(56%)。上位3つは、ご当地名物が楽しめたり、24時間利用できるトイレや駐車場が備わっていたりと、車中泊旅行をより快適にする場所となった。