国土交通省は、交通事故のない社会を目指した車両安全対策をテーマに「第22回自動車安全シンポジウム」を9月8日にAP虎ノ門(東京都)で開催すると発表した。
国土交通省では、車両安全対策の検討状況について公表するとともに、車両安全対策の推進に向けて、広く一般ユーザーや関連業界の理解促進を図り、自動車安全に関する意見を聞くため、自動車安全シンポジウムを開催している。
今回は2021年度の交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会が報告書「交通事故のない社会を目指した今後の車両安全のあり方」をとりまとめたことを踏まえ、報告書とりまとめまでの審議や経緯、自動車業界と保険業界による車両安全に関する取り組み、貢献、国際的な動向も含む行政による車両安全対策について紹介する。
国土交通省自動車局の猶野喬車両基準・国際課安全基準室長が「自動車の車両安全対策と国際基準の動向について」、東京大学生産技術研究所次世代モビリティ研究センター教授で、モビリティイノベーション連携研究機構長の須田義大氏が「交通事故のない社会を目指した今後の車両安全のあり方について」講演する。
参加希望者は日本能率協会総合研究所のウェブサイトから申し込む。申し込み期限は8月26日17時00分の予定だが、定員となり次第締め切り。