豊田合成は8月3日、将来の自動車の乗員の状態検知などに活用するため、AI(人工知能)による画像解析技術に強みを持つスタートアップのグローバルウォーカーズに出資したと発表した。
グローバルウォーカーズは独自の画像認識モデル、時系列モデルなど、AIを駆使してカメラによる人や物体などの動作に関する画像解析アプリケーションを開発・提供している。
今回、豊田合成社が持つ内装製品に画像解析技術を融合、AIによる車内での乗員の状態検知などの実用化に向けて7月から共同開発を開始した。
豊田合成はグローバルウォーカーズとのコラボレーションにより、内装製品に画像解析技術を組み込み、車内での乗員の行動を検知するHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)システムの実用化などを見据え、開発を進めていくとしている。