あ、ああ、しまった……。新車を購入した人の約半数が新車購入に関して後悔があり、追加したい装備として「カーナビやドライブレコーダーなどの電子機器」を求める人が多いことがわかった。
車のサブスクで提供するKINTOは、新車を購入した人550人を対象に、「新車の機能・スペックに関する後悔調査」を実施した。調査では、新車購入に関する後悔や、追加で欲しくなった機能・装備、新車への買い替えに感じるハードルなどについて調査した。
約半数の人が新車購入後に「後悔」を感じた経験がある。感じた後悔1位は「追加で機能・装備が欲しくなった」だ。2位の「購入後すぐに新型が発売された」の約3倍だ。追加で欲しい装備ジャンルは「安全装備」が最多で、具体的に欲しい装備は「カーナビやドライブレコーダーなどの電子機器」「運転アシスト機能」となっている。
後悔したら買い換えるか。しかし56.1%が「新車への買い替え」にハードルを感じる。ハードルを感じる人のうち約7割が「購入コストが高い」と回答した。また約6割の人が、新車への「乗り換え」ではなく愛車を「進化」させ長く乗り続けたいと考えている。その理由は「金銭面のコストを抑えられそうだから」「愛車を長く大切に使う方がサステナブルだと思うから」となっている。
◆新車購入後、約半数が「後悔」を感じた経験あり
大きな買い物の一つである新車の購入。期待が大きいだけに、いざ納車した後に「こうしておけば良かった」と後悔する人も多いのではないだろうか。
KINTOは、10年以内に新車を購入した人に、新車を購入し納車された後に、何らかの後悔を感じたかを質問したところ、約半数が「強く感じたことがある」(12.0%)、「感じたことがある」(36.5%)と回答した。
どのような後悔を感じたのかを尋ねると、「追加で機能・装備が欲しくなった」(55.4%)の回答が最も多く、2位の「購入後すぐに新型が発売された」(17.6%)の約3倍となった。購入後に、実装した機能や装備に物足りなさを感じる人が多いようだ。
◆感じた後悔1位「追加で機能・装備が欲しくなった」
追加で欲しくなる機能・装備とはどのようなものが多いのか。新車購入後、もしくは新車に乗り続ける中で、追加でどのようなジャンルの装備が欲しいかを調査した。最も多かったのは「安全装備」(37.6%)で、「快適性(空調・電動シートなど)、ナビ・オーディオ」(35.9%)、「利便装備(照明・コンセント・電動ドアなど)」(34.8%)が続いた。
また、追加で欲しい具体的な装備を聞くと、約4割が「カーナビやドライブレコーダーなどの電子機器」(40.9%)と回答。次いで「運転アシスト機能」(27.6%)の回答も多く、現代ならではの機能や装備に多くの票が集まった。
新車の機能・スペックに関する後悔調査
●調査方法:インターネット調査
●調査対象者:10年以内に新車を購入した経験のある全国550人
●調査実施日:5月9~10日