埼玉県羽生市の農林公園「キヤッセ羽生」で4月3日、「昭和平成クラシックカーフェスティバル」が開かれ、特別企画のダットサンと日産を中心に内外の旧車約150台が集まった。
3月6日に開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大により延期されていたイベント。まん延防止等重点措置解除にともなってこの日の開催となった。主催は日本旧軽会(吉崎勝会長)で、今回で5回目。
今回は特別企画「日産ダットサン祭」として、関連の車両50台ほどが集まった。シングルナンバーの『ダットサン1000』や『ブルーバード』をはじめ『フェアレディ』『セドリック』など往年の名車が並んだ。中には半世紀眠ったままの状態から復活させたという初代『サニークーペ』や、沖縄由来の左ナンバー『スカイライン1800』などもあり、各オーナーはギャラリーからの熱心な質問に応えていた。
他のメーカーの車両は、約100台。参加資格は1946年~2000年に生産された内外の2輪や4輪車とあって、いすゞ『ベレット』『117クーペ』、スバル『360』『レオーネ』、トヨタ『パブリカ』『カローラ』、マツダ『コスモスポーツ』『カペラ』、ホンダ『ライフ』『Z』、MGB『GT』、ジャガー『Eタイプ』、ロータス『スーパーセブン』など、バラエティ豊かな顔ぶれ。また”スーパーカー”も参加資格があり、2010年から2012年にかけて世界で500台が限定発売されたレクサス『LFA』が展示され、こちらも注目の的となっていた。
この日は昼頃から雨が落ちはじめて1時間の繰り上げ閉会となったが、見学者が多く訪れ、すっかり恒例となった埼玉県警のスカイライン34パトカー展示も大人気であった。