テスラオーナーが「A PIT オートバックス東雲」を選ぶメリットは?…車検・点検に係る純正部品交換OK | CAR CARE PLUS

テスラオーナーが「A PIT オートバックス東雲」を選ぶメリットは?…車検・点検に係る純正部品交換OK

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オートバックスグループの旗艦店「A PITオートバックス東雲」
  • オートバックスグループの旗艦店「A PITオートバックス東雲」
  • テスラ「モデル3」提供元:Tesla, Inc.
  • 「A PITオートバックス東雲」Webサイトで確認できる、車検料金表
  • 「A PITオートバックス東雲」の整備エリア。テスラ車の法定点検や車検に係る純正部品の交換も行う
  • 「A PITオートバックス東雲」の整備エリア
  • EVの整備・メンテナンス作業が可能なオートバックスグループ店の対象店で揃えられている「EV用 作業工具」の参考イメージ

愛車として、EV(電気自動車)を選ぶユーザーの間で、世界的な人気を確立している自動車メーカーといえば、アメリカのテキサス州オースティンに本社を置く『テスラ(Tesla, Inc.)』だろう。

マニアックな高級EVという印象が強いが、コンパクトセダン「モデル3」が2021年2月に大幅値下げで400万円台になり、日本国内での注目度が急上昇。EV補助金制度を利用すればよりリーズナブルに入手できることもあり幅広いユーザーから注目を集め、テスラ車の購入ニーズが高まっているようだ。

テスラ「モデル3」提供元:Tesla, Inc.

テスラの車検・点検に係わる「純正部品」供給を開始

2022年1月6日、株式会社オートバックスセブンTesla Motors Japan合同会社が、法定点検・車検に関わる部品供給契約を締結したことが、ニュースリリースとして発表された。オートバックスグループの旗艦店「A PIT オートバックス東雲」に限り、2021年12月からテスラ車の法定点検と車検のために用いる純正部品の供給を開始しているという。

その後、多くの自動車関連Webメディアでこの情報が取り上げられているが、同店と他社店舗との違いや、供給可能な純正部品の種類などについて、具体的に触れられている記事は見当たらなかった。

テスラオーナーが「A PIT オートバックス東雲」でできること

そこで当編集部が、株式会社オートバックスセブン広報・IR部へ問い合わせたところ…。A PIT オートバックス東雲の加藤洋幸ゼネラルマネージャーから直接お話を聞くことができた。

オートバックスグループの旗艦店「A PITオートバックス東雲」

「EVの専門知識や作業工具があり、EVの法定点検や車検の実績を積み重ねているディーラーや整備工場であれば、他のEVと同様に、テスラ車の対応も行えるでしょう。ですが、検査項目の基準をクリアするために部品交換が必要になった場合、純正部品を入手するにはテスラ社との契約が必要になります。

当店(A PITオートバックス東雲)は、テスラ社と正式な契約を締結したことで、法定点検や車検に係る純正部品であれば、問題なく入荷でき、当店で交換作業を行えるようになりました。

交換可能な純正部品は、ワイパーゴムやブレーキパッド、エアコンフィルターに加え、ドライブシャフトブーツといったブーツ類など、法定点検や車検に係る部品です。A PITオートバックス東雲で法定点検や車検を行って頂いたユーザー様限定のご対応となり、外装パーツの取扱や部品単体の販売は行っておりません。

交換部品が必要になったタイミングでテスラ社に取り寄せ依頼を行い、近隣のテスラの拠点に在庫がある場合は、およそ2~3日で入荷できます。

テスラ車専用のメニューや専用作業エリアなどは特に設けておらず、輸入車カテゴリのお車として、車両重量で費用が変わる車検プランをご案内しています。オートバックス公式アプリやA PIT オートバックス東雲のWebサイトから法定点検や車検のご予約が可能で、電話での予約受付も行っています」と加藤ゼネラルマネージャーは教えてくれた。

「A PITオートバックス東雲」Webサイトで確認できる、車検料金表
「A PITオートバックス東雲」の整備エリア。テスラ車の法定点検や車検に係る純正部品の交換も行う
「A PITオートバックス東雲」の整備エリア

つまり、テスラ社と契約をしていない整備工場でも、法定点検や車検を受けることはできる。だが、部品交換が必要になったとき、2022年2月時点では、純正部品を正式に入手するルートが確立されていないようだ。テスラオーナーはその点を理解しておく必要があるだろう。

EVの整備・メンテナンスは「特別教育」が必要

いわずもがなだが、EVやハイブリッド車の整備やメンテナンス作業は、感電の危険性がある。このため作業に従事する整備士は、感電災害を防止するために国が定める「電気自動車等の整備業務に係る特別教育」の受講が義務付けられている。

今回お話を伺った「A PIT オートバックス東雲」をはじめ、全国546のオートバックスグループ店舗は、2021年11月末時点で、EVの整備やメンテナンスを行うために必要な研修を受講。EV用の作業工具が揃う環境で整備や点検などを行っているという。

EVの整備・メンテナンス作業が可能なオートバックスグループ店の対象店で揃えられている「EV用 作業工具」の参考イメージ


関東近郊のテスラオーナーで、新車購入から3年以上経過し、法定点検や車検時の部品交換が必要な場合の選択肢のひとつとして、A PIT オートバックス東雲店を利用できることは覚えておいて損はないだろう。常に最新の専門知識を学び、必要な工具や設備を導入して、整備や修理技術の習得を継続しつづけている自動車プロショップは限られているからこそ、愛車の預け先は慎重に選びたいものだ。

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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