ポルシェ(Porsche)は11月30日、旧車部門の「ポルシェクラシック」が、ポルシェの旧車のパフォーマンスを向上させるパーツを発売すると発表した。
ポルシェクラシックは、ポルシェのあらゆる旧車に関して豊富なノウハウを持ち、レストアや修理、純正パーツの供給などを行っている。ポルシェクラシックでは約6万点のパーツを揃えている。
スペアパーツの在庫が少なくなったり在庫切れになったりすると、オリジナルのツールを使って複製される。そのひとつの手法が3Dプリンターだ。ポルシェによると、3Dプリンターで製造されるパーツは、技術的にも外観的にも、全てオリジナルの仕様に対する忠実性という要件を満たしているという。
原則として、ポルシェクラシックは生産終了から10年以上が経過した車両のレストアや修理、純正パーツの供給などを行う。現在、『356』、『911』(タイプ「996」まで)、『912』、『959』、『914』、『924』、『944』、『928』、『968』、『ボクスター』(タイプ「986」)、『カレラGT』、初代『カイエン』など、合計87万台以上が対象だ。
ポルシェクラシックは、ポルシェの旧車のパフォーマンスを向上させるパーツを発売する。これは、顧客のカスタマイズニーズに対応するもの。ポルシェの旧車のパフォーマンスを向上させるために役立つコンポーネントを、順次リリースしていく予定だ。