JVCケンウッドは、JVCブランドの新製品としてポータブル電源「BN-RB62」およびポータブルソーラーパネル「BH-SP68」を5月中旬より発売する。近年、防災意識の高まりに加え、アウトドアレジャーやキャンプ、車中泊、あるいは屋外テレワークに至るまで、その用途拡大を受けてポータブル電源に対する需要が高まっている。JVCケンウッドは2019年より、米国Jackery社と共同開発したポータブル電源の市場展開を開始。用途に応じて出力・容量を選べる「大容量タイプ」「万能型タイプ」「スタンダードタイプ」「コンパクトタイプ」をラインアップし、好評を得ている。今回発売するポータブル電源 BN-RB62は、多目的に使える万能型タイプの新モデルだ。質量6.5kg、容量626Wh、出力AC定格500W(瞬間最大1000W)と、持ち運びやすさと性能をバランスよく両立。スマートフォンやノートパソコンの充電をはじめ、小型炊飯器や電動工具などへの給電まで、さまざまな電化製品の長時間使用に対応する。出力端子はAC100V 2口とUSB 3口、DC12Vシガーソケットを装備。また、本体の各種表記を日本語にするとともに各入出力端子を線で区分けし、分かりやすさに配慮した。ポータブルソーラーパネル BH-SP68は、高出力モデル「BH-SP100」と比べて軽量化・コンパクト化を図りつつ、最大68Wの出力を実現した新ラインアップだ。USB-C、USB-A各1口を装備。ポータブル電源の本体充電だけではなく、スマートフォンの充電やUSB機器への直接給電ができる。また、同社製のポータブル電源とポータブルソーラーパネル間の接続距離を計8mに延長できる5m延長ケーブル「BH-SC5」も同時発売。ソーラーパネルを日当たりのより良い場所へ設置するといった使い方も可能だ。市場推定価格はポータブル電源(BN-RB62)が7万5000円前後、ポータブルソーラーパネル(BH-SP68)が2万7000円前後、延長ケーブル(BH-SC5)が3500円前後。
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