国土交通省は12月8日、電子化する自動車検査証の仕様について、A6サイズ程度の台紙にICタグを貼り付ける方式を採用すると発表した。電子車検証の仕様について、自動車検査証の電子化に関する検討会の報告書で「実際の利活用のニーズを十分に踏まえながらも、ユーザ負担を抑制する観点から、システムのライフサイクルでの費用対効果を十分に勘案しつつ、自動車検査証の電子化を可能な限り低コストで実現することが適当」とされた。これを踏まえ、国土交通省は、車検証の電子化する上での全体コストやICチップの空き領域の利活用方策など、総合的に検討した結果、A6サイズ程度の台紙にICタグを貼り付ける方式の採用に決めた。今後、2023年1月に予定している車検証電子化の開始に向けて、関係者と連携しながら、具体的な制度整備や関係システムを構築していく。
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