テスラなど「EV」で車文字! ガソリン車もOKのイベントに150台 … Japan EV Meetup
イベントイベントレポート
およそ150台ものEVと非EV(ガソリン車含む)が集結するイベントが15日、富士山麓、あさぎりフードパークで開催された。第1回目となる「Japan EV Meetup」は、EVの愉しさを広く知ってもらおうと開催されたもので、EVオーナーだけでなくガソリン車やHV、PHEV車オーナーも参加できるのが特徴だ。
主催者のHAMMER氏は、リーフ、テスラ(モデルX)とEVを乗り継いでいるEVオーナー。昨年よりテスラオーナー向けの「TESLA OWNER'S MEET」を何度も開催していた。しかし、オーナーだけの集まりではなく、もっとオープンなイベントでEVを周知させたいとして、「Japan EV Meetup」の開催を思い立ったという。開会の挨拶では「EVオーナーをもっと増やすには、メーカーのがんばりを待っているだけでなく、オーナー側もできることは積極的に取り組みたい」と熱い想いを語る。
Japan EV Meetupは、オーナーイベントだが、協賛企業は必ずしもコンシューマ(消費者)向けとは限らない。前述の小型EVは個人というより法人ニーズが高そうだし、ラッピングやコーティング製品は、施工業者向けで量販店などでは購入できない。集合住宅や商業施設向けに充電器と管理アプリのソリューションを展開する企業も出典していた。会場では、オーナーどうしの情報交換や趣味談義だけでなく、商談なのか名刺交換や仕事の話をしている風景も見られた。
車文字の空撮が終わったあと、主催者のHAMMER氏から、ある発表があった。それは、Japan EV Meetupに日産自動車の協賛が決まったことのツイートをきっかけに、テスラの社外取締役にもこのイベントの情報が入り、当日に応援メッセージが届いたという。イベントとしては決して大きくないが、メーカーを越えた交流があり、B2C、B2Bともに着実だがEVの市場は広がっている。