埼玉県伊奈町の埼玉自動車大学校で7月20日と21日の両日、「オートジャンボリー2019」が開催された。カスタムカーやレーシングカーの展示を始め自動ブレーキの体験コーナーやカースタント走行などが行われ、21日は約280台のヒストリックカーが集まった。毎回、多彩な展示とイベント企画などで地域住民に親しまれ、大人から子供まで楽しめる”車とバイクの祭典”としてすっかり定着。今回で13回目の開催となった。今年も内容は盛りだくさん。埼玉県警交通機動隊による白バイ、パトカーの展示や陸上自衛隊車両の展示・物販、伊奈町消防本部による消防車の展示、自動車関連企業によるパーツ・工具販売等の物販、2輪車の展示と小物物販などが行われた。また、「ノーリミットジャパン」によるバイクを使ったパフォーマンスや、「チームラッキー」のど派手なカースタントショーが行われ、黒山(くろやま)の人だかりとなった。21日の目玉のひとつは、昭和を代表するヒストリックカーの展示で、合計280台余りがエントリー。全日本ダットサン会や埼玉クラシックカークラブ、日本旧軽車会などが協力し、同校所有の車両や学生が所有する車両も加わって多彩な旧車がずらりと並んだ。学校の夏休みの間を利用して開かれるため暑さにはそれなりの対応を迫られるイベントだが、今回は両日ともにギラギラ太陽は姿を見せず、旧車やそのオーナーにとっては過ごしやすいイベントとなった。
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