東京オートサロン、ジャパンキャンピングカーショー……。幕張メッセ(千葉市)に早朝から出かけるという人は少なくない。この寒い季節、天然温泉で朝風呂、良く温まってからお出かけというのはいかがだろうか。千葉市内にも温浴施設はあって、自動車関連のイベント前後では混雑する。しかし、東関東自動車道をもう少し走ると、なかなかいい温泉があったりする。四街道インターチェンジで降りて少し行ったところにある、佐倉天然温泉「澄流」(すみれ。千葉県佐倉市)がいい。筆者はジャパンキャンピングカーショー2019の取材の前に訪れた。あまり雪の降らない千葉県だが、インター周辺に雪が積もっているほど寒い日が続いていた。そんな時に合う泉質が澄流の魅力だ。弱アルカリ性の含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉は体を温める効果が強い。切り傷や冷え性にぴったり、筋肉痛関節痛や疲労回復にも適している。「取材の前に」と書いたのは、澄流は朝7時から開業していて、朝風呂に入れるからだ。寒さで体が目覚めないようなときにも、澄流の茶褐色の温泉に入れば目覚める。成分がかなり濃く高張性の温泉なので、長湯しなくてよいのが朝風呂に向いている。また、立ち寄り施設の多くでは、下駄箱でコインを入れて、ロッカーでもコインを入れて、となるが、澄流ではコインが必要ない。入り口で下駄箱のカギを登録し、館内の支払いはカギのバーコードでほとんど済ませ、最後にまとめて会計する簡便なスタイルがうれしい。朝8時になると朝そばの提供が始まる。早くから活動して、温泉に入ると腹が減る。これをすすってから出発するのも一興だ。鶏と野菜の入ったそばは湯上りの体に優しい。澄流の営業時間は朝7時から24時まで、駐車場は151台分が用意されている。
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