ジャガーカーズは8月24~26日、米国で開催された「The Quail, Motor sports Gathering」において、ジャガー『Eタイプ』のEV、『Eタイプ・ゼロ』(Jaguar E-type Zero)を少量生産すると発表した。Eタイプ・ゼロは2017年、ジャガーの名車として知られる『Eタイプ』に、最新のEVパワートレーンを搭載したワンオフモデルとして発表。その後、一部の顧客から市販化を望む声が寄せられたことから、ジャガーカーズはEタイプ ゼロの少量生産を決定した。ワンオフモデルの場合、ベース車両は、1968年式の「シリーズ1.5」と呼ばれるEタイプのロードスター。EVパワートレインは、ジャガーのEVコンセプトカー、『I-PACE』のシステムをベースに開発された。モーターは最大出力300hpを発生。バッテリーは蓄電容量40kWhのリチウムイオンで、オリジナルのEタイプの直列6気筒エンジンと、大きさと重量が同じものを設計した。モーターはバッテリーのすぐ後方の元ギアボックスの場所にレイアウト。ジャガーカーズによると、いつでもオリジナルのEタイプに戻せるようにしておくためだという。また、1回の充電での航続はおよそ270km。バッテリーの充電は、6~7時間で完了する。車両重量は、オリジナルのEタイプよりも、46kg軽量化した。前後重量配分は、オリジナルを維持。0~100km/h加速は5.5秒と、Eタイプよりも約1秒速い。外観はLEDヘッドライトが採用された程度で、オリジナル状態を保つ。なお、Eタイプ・ゼロの生産は、英国本社のジャガークラシックが担当。顧客への引き渡しは、2020年夏からを予定している。
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