ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「ソニックプラス」トヨタ車専用モデルのうち、『アルファード/ヴェルファイア』など、6車種向け・計12製品にトップグレードタイプを新設定し、5月28日から全国の認定販売店および一部トヨタ販売店で発売する。新製品は、同社ハイエンドスピーカーシリーズ「プレミアムライン」譲りのオールピュアアラミド振動板を採用したトヨタ車専用トップグレードモデルとなる。アルファード/ヴェルファイア(30系)、『エスクァイア』(80系)、『プリウス』(50系)、『C-HR』(10系)のフロント専用とリア専用、『ノア』(80系)のトゥイーター新設タイプ・フロント専用とフロント/リア両用、『86』(ZN6)の純正8スピーカー装着車向けフロント専用、同じく86の純正6スピーカー装着車向けフロント専用、以上6車種向け・計12機種をラインアップ。各製品ともボルトオン&カプラーオンで取り付けるため、車両の価値を損なわず、現状復帰も容易に行うことができる。ウーファーモジュールには、新世代77mmウーファーユニット「SD-N77Fi型」を搭載。ハイエンドスピーカーシリーズ「プレミアムライン」の新世代ユニット群と同等のオールピュアアラミド振動板を採用しながら、「ソニックプラス」向けに各部を最適化した。最高品質のピュアアラミド振動板をコーン部だけでなくセンターキャップ部にも贅沢に使い、最適な音質チューニングを施すことで中高音域で歪率と周波数レスポンスを大きく改善。クリアでしなやかな新次元の高音質を実現した。磁気回路は高密度ネオジウムマグネットとナローギャップ・モーターシステムを組み合わせた内磁型とし、エンクロージュア内容積をより有効に活かせるよう配慮している。またエンクロージュアには、カーオーディオ再生の理想とされるドア内エンクロージュア方式を手軽に実現する独自のアルミハイブリッド方式を採用する。アルミダイキャスト製フロントバッフルと特殊樹脂製バックチャンバーという異種素材を強固に結合。共振を分散させる2ピース構造とも相まって、デッドニングなしで不要共振を抑えたクリアなサウンドを再現する。トゥイーター部には、トップグレードモデル専用の18mmドームトゥイーター「SD-T18F型」を搭載。ピュアアラミド振動板とナローギャップ・モーターシステムとを組み合わせ、純正トゥイーターとの交換装着に対応するコンパクトサイズに仕立てた。最高品質のピュアアラミド素材と高密度ネオジウムマグネットによる強力な磁気回路が情報量あふれる伸びやかな高音を生み出し、同時にSD-N77Fi型ウーファーとの音色統一も徹底させている。またフロント専用モデルには、ハイパス/ローパス独立式ネットワークを付属した。トゥイーター側とウーファー側をそれぞれ独立回路とすることで帯域間の相互干渉を排除したほか、バイアンプ駆動やバイワイヤリング接続、マルチアンプシステムなど、マニアライクなグレードアップにも対応。回路素子には高品位パーツを厳選採用し、細部まで音の良さにこだわった。さらに、回路基板を制振効果の高い樹脂チューブで小さく固めることで走行中の振動の影響や湿気などによる劣化を防ぐとともに、インストール性にも配慮している。価格(税別)はアルファード/ヴェルファイア(30系)フロント専用「SP-A30F」が37万5000円、リア専用「SP-A30RF」が13万4000円。エスクァイア(80系)フロント専用「SP-ES82F」が18万2000円、フロント/リア両用「SP-ES81F」が13万1000円。プリウス(50系)フロント専用「SP-P50F」が19万8000円、リア専用「SP-P30RF」が13万1000円。C-HR(10系)フロント専用「SP-CHR10F」が18万2000円、リア専用「SP-P31RF」が13万1000円。ノア/ヴォクシー(80系)フロント専用「SP-N82F」が18万2000円、フロント/リア両用「SP-N81F」が13万1000円。86(ZN6・純正8スピーカー装着車)フロント専用「SP-868F」が18万9000円、フロント専用「SP-862F」(純正6スピーカー装着車用)が18万2000円。