あの「カロッツェリアX」の系譜を引き継ぐ“高音質”ナビの実力! | CAR CARE PLUS

あの「カロッツェリアX」の系譜を引き継ぐ“高音質”ナビの実力!

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最高品質の高音質パーツを惜しみなく採用した“サイバーナビXシリーズ”「AVIC-CZ902XS」
  • 最高品質の高音質パーツを惜しみなく採用した“サイバーナビXシリーズ”「AVIC-CZ902XS」
  • サイバーナビ「Xシリーズ」は、80周年記念モデルにも採用された
  • 白手袋で掲げられた「Xシリーズ」のシャーシ
  • 銅メッキシャーシは中間部分にまで及ぶ
  • 出に差によるノイズ発生を極限まで排除するために同決起シャーシを採用
  • 静音タイプのファンを採用しただけでなく、取付用ビスの本数も増やしている
  • オーディオ用として最高峰の「MUSESシリーズ」オペアンプを6基搭載
  • 伝送系にもOFC(無酸素銅)を採用
パイオニアが渾身を込めて発表した新サイバーナビが「Xシリーズ」だ。カーオーディオ界でかつて一世を風靡したハイエンドブランド『カロッツェリアX』の系譜を引き継いでデビュー。「すべてを超越したカーオーディオの体験を感動の領域にまで飛躍」させるカーナビの登場だ。

パイオニアは1990年にGPS式カーナビゲーションを世界で初めて世に送り出した。その後、進化を重ね、1997年には「サイバーナビ」シリーズを投入し、それ以降、毎年ゴールデンウィーク前後に新モデルを投入してきた。特に2017モデルはパイオニアのカーナビとしては初めてネイティブハイレゾ再生に対応するなどオーディオ性能を飛躍的にアップ。そして今年、サイバーナビはそのオーディオ性能を「Xシリーズ」として極めた新たなラインナップを登場させたのだ。

特に注目すべきはコストを度外視して実現したオーディオ性能である。ナビ部とオーディオ部の基板には、ノイズの発生源ともなる電位差を生み出さないよう銅メッキシャーシを採用した他、冷却ファン周辺やシャーシを止めるビスは銅製を使用。また、採用したパーツにも徹底したこだわりを見せ、オペアンプにはAVナビゲーションとしては初めて新日本無線の「MUSESシリーズ」変換回路を投入。パイオニア製電解コンデンサー、バーブラウン製D/Aコンバーターなどを採用する。これだけでももはや高級オーディオ機並みのスペックそのものだ。

実はここのところ“高音質AVナビ”という分野でパイオニアは後れを取ってきた。サイバーナビのユーザーは、すべてにおいてハイエンドを求めたがる傾向にあるが、そうしたユーザーたちにとって、こと音質に対しては忸怩たる思いがあったはず。決してサイバーナビの音が悪いというわけではない。音響メーカーとしての高品位な音作りは私も身を以て体験している。しかし、“ハイエンドではない”ことに対して残念に思うユーザーは少なからずいた。そうした声にパイオニアが出した回答がこの「Xシリーズ」なのだ。

発表会場では試聴するためのデモカーも用意されたが、試聴希望者が後を絶たず、発表会の規定を大幅に超える人気ぶり。その感想は誰もが口々に「パイオニアは本気だ」との声を漏らす。まさに期待を裏切らない究極のAVナビが誕生したと言えるのではないだろうか。

また、パイオニアはこのサイバーナビ「Xシリーズ」を核としたパイオニア創立80周辺記念パッケージモデル「AVIC-CZ902XS-80」を、5月23日10時より80台限定でホームページでのみ受注を開始する。パッケージの中には、記念ボックスやシリアルナンバープレートのほか、専用マニュアルケース、レコチョク利用権、レコチョク・プリペイドカード、データ通信専用モジュールなどをセット。保証も3年間ながら、それでいて本体価格の24万8000円(税別)とかなりお得な設定になっている。ただ、「予定台数がなくなり次第、販売終了」となっているので、手に入れるハードルはかなり高そうではある。

【サイバーナビ 2018年型】コストを度外視した究極の高音質AVナビが誕生!

《会田肇》

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