「日産ローレルC30発売50周年を祝う集い」が4月7日、東京都武蔵村山市にある東京日産自動車販売新車のひろば村山店で開かれ、賑わった。『ローレル』の発売は1968年4月、当時の村山工場で生産された。初代ローレル(C30型)は、『ブルーバード』(510型)よりも上級で、また法人需要が多かった『セドリック』(130型)とも雰囲気の異なるモデルで、中型車の世界に「ハイオーナーカー」というジャンルを開拓した。セダンが排気量やボディサイズだけで分類される時代から、ライフスタイルやボディスタイル、コンセプトなどで差異化されるようになる先駆けといわれる。3代目の「C230」でハイオーナーカーとしての地位を確立したとされる。1978年(昭和53年)11月に発売された「53年排ガス規制」適合モデル以降、型式をC231系に変更した。「C31」は歴代ローレルで初となるターボチャージャーを採用。また、足踏みパーキングブレーキを世界で初めて採用した。エンジンは直列4気筒、直列6気筒、ディーゼルの計8機種、基本車種はセダン14車種、ハードトップ9車種だった。C30(1968~1972年)C130(1972~1976年)C230(1977~1980年)C31(1980~1984年)C32(1984~1988年)C33(1988~1995年)C34(1993~1997年)C35(1997~2003年)