ドローンを用いた高速道路の“凍結対策”とは?…NEXCO東日本×ウェザーニュース | CAR CARE PLUS

ドローンを用いた高速道路の“凍結対策”とは?…NEXCO東日本×ウェザーニュース

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ドローン観測の様子
  • ドローン観測の様子
  • ドローンによる観測データ 黄色ほど高温、紫色ほど低温を示す。道路構造(盛土、鋼床版、鉄筋コンクリート)によって路面温度が異なる様子がわかる。
  • 地上54mから撮影したドローン観測データ(10月25日19 時)
  • 地上54mから撮影したドローン観測データ(10月26日7時)
ウェザーニューズは、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)北海道支社と協力し、日本で初めて、高速道路でドローンを用いた路面温度の観測を実施したと発表した。

NEXCO東日本北海道支社では、高速道路を安全・安心・快適性を確保するため、冬季は路面に凍結防止剤を散布するなどの凍結対策を実施している。路面温度の低下を予測し、確実に凍結防止剤を散布するためには、広範囲の観測データが必要になる。

ウェザーニューズは今回、赤外線カメラを搭載したドローンを使って路面を観測し、路面温度の面的なデータ収集に成功した。上空から広範囲を観測することで、高速道路に設置された観測機器では捉えきれない道路構造による路面温度の違いを可視化することができたとしている。

今後、北海道内で路面温度の低下が発生しやすいエリアを中心に観測範囲を広げていく予定。

ドローンを使って凍結対策…高速道路の路面温度の観測に成功

《レスポンス編集部》

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