JAF(日本自動車連盟)は「ながらスマホ」に関するアンケート調査を実施。その結果、半数以上の人が「取締り・罰則の強化」に肯定的であることがわかった。調査は10月13日から31日までの19日間、歩行中や自動車・自転車運転時のながらスマホについて、JAFホームページにてインターネットアンケートで実施。4万7302件の有効回答を得た。調査結果によると、運転時のながらスマホが危険であると回答した人は自動車が98.9%、自転車は96.2%。自動車・自転車運転時のながらスマホが危険であるという認識は高いことがわかった。次に「自動車運転中または自転車乗車中のながらスマホをなくすためには何が必要と思いますか?」という設問では、法的な対応が必要と考える「取締りの強化(29.2%)」と「罰則の強化(32.7%)」の2項目で60%を超える結果となった。そのほかでは「車両・スマホの技術革新(26.6%)」との声もあったが、「PR(啓発活動)」での対応を支持したのは8.6%に過ぎずなかった。また、「歩行中のながらスマホは危険であると思いますか?」という設問では、全体で92.5%が「そう思う」と回答したが、20歳代以下は77.9%であるのに対し、60歳代以上は95%以上となっており、世代による意識の違いも見られた。