事故車買取大手のタウは、新品・中古カー用品・パーツの越境ECサイト「TAU JDM PARTS」を11月1日に開設した。日本では、昨今の車離れなどにより車のカスタムニーズが減少。アルミホイールやエアロパーツ、カーオーディオなど、国内のアフターマーケットパーツ市場は縮小傾向にある。しかし海外では、カスタムニーズが依然として高い。このような背景からタウでは、カー用品・パーツ販売サイト「TAU JDM PARTS」を開設。海外に活路を求める国内のパーツメーカーや販売専門店と、日本の高品質なカー用品・パーツを望む海外バイヤー、双方のニーズに応えていく。TAU JDM PARTSは豊富な在庫を持つ外部システムと連携。サイトに掲出されている約3000点の商品は、同社が事故車販売で培ってきたノウハウを活かし、世界116か国、約10万社の海外バイヤーに向け販売する。また、サイト言語は日本語、英語の他に、スペイン語、タイ語、ドイツ語など8か国語に対応する。同社では今後、国内の提携先を増やすことで商品ラインアップを拡充。アフターマーケットパーツ市場活性化への寄与を目指す。